ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2019年夏クルーズ(四国)9月8日奈半利「奈半利港」

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2つの台風は見事に西日本を西に東に逸れてくれた。しかし、東側にいた15号は強い勢力のまま8日夜から9日にかけて関東上陸する形になる。これもまた心配な事になってきたが、日曜日以降の四国巡りクルーズ環境は、静穏化に向かうことになりそうだ。

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8時50分「とさ・龍馬海の駅」(太平洋マリン)の浮簡易桟橋でもやいを解き、高知港出口まではじっと我慢の10ノットスロー走行。港内は最徐行だし、目の前には保安庁の大型巡視船が先導する形で先陣を切っていた為、追い抜けず、港口まで20分かかった。ようやく港口を出た9時10分からは通常スピードに切り替え、約1時間で「奈半利港」に着いた。TV予報ではウネリ2mとなっていたのでちょうど良い距離である。途中、ウネリは0.5mまで下がり、風も3〜5m、快晴のボート日和であった。

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奈半利港」では、先ずジャリ砂搬運搬船が利用する本線岸壁で場所を探す。干潮時であった為、岸壁を見上げる程地面が高く、岸壁に梯子のある所を狙って接岸した。南東の風につき寄せの風であった。あとは歩いて漁協に挨拶。「時々、砂運搬船が来るから、出かける時は連絡先を窓に貼っておいてくれ、漁港内は皆場所と船が決まっておるけん、無理やで!」で一件落着。

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 この港は勿論、海の駅ではないため野性味タップリの時間を強いられるが、歩いて3分の所には「高知駅」につながる「ごめん・なはり線」の「奈半利駅」が有り、大きなスーパー、食べ物屋、飲み屋も有る。トイレも同様に複数箇所にある。さらに良い事に、少し歩く(10分強)が日帰り温泉施設(たのたの温泉700円)が有る事だ。このクルーズでは寄港先に手頃な温泉施設がなく、艇もしくは海の駅のシャワー利用だったので 楽しみである。実際に訪れたが、アルカリ、想定以上の泉質であった。

奈半利港」は、水深、スペース共に十分にある為、大型ヨットの寄港も叶う。南側に開いているが、それを避ける側の岸壁も十分な広さがある。本日から明日にかけては風が弱く、風向きも南東から南西に変わるのでこの場所での船中泊は問題ないと判断した。

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