ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2021年春クルーズ(隠岐島・舞鶴の旅)を考える

2021年 毎年恒例としている春のロングクルーズを考えている。

昨年は降って沸いた感のあるコロナ禍で緊急事態宣言、公共、民間マリーナからは外来艇お断り、隠岐島ホテルも同様の対応となってしまった。こうなっては致し方なく、計画は一旦白紙に戻したのだった。2021年になったら収まるだろうと思いきや、3度目の緊急事態宣言が出るほどの状態になってしまっている。

しかし、社会的なセンチメントは去年とはだいぶ違って、第4波到来とは言うものの、時短要請等の予防策に協力しながら各人、各社それぞれの判断でライフスタイル、ビジネスのありようを変えて折り合いをつけようとしている。こうした中で、マリン業界も今年はボートショウを開催、各マリーナもまだ外来艇お断りのアナウンスはしていないようだ。

当地「仁尾マリーナ」のビジター桟橋を見ると、GW期間中の悪天候でクルーズに出ているヨット、ボートが少ないようだが、他県船籍の艇がボチボチときている。同じマリーナの僚艇情報によれば、「尾道」を始め人気の海の駅は予約で一杯とのこと。

さて、2021年の春クルーズ計画に話を戻すと、隠岐島舞鶴(伊根)への旅への再挑戦となるが、日本海のこのコースに海の駅は少ない。それだけに使える海の駅は頼りとしたいが、航海中に急に「外来艇お断り」の報がもたらされた場合の備えとして、代替可能な泊地を調べて置く必要があるなどと考えていた。資料を集めて航海計画書をつくている間にページは増えつつけ60ページに及んでいる。海の駅よりこうした港の方が趣があって、歴史も深いのである。結局、そうした港はかつての北前航路の歴史で繋がっていた。

そこで、今回は、北前船航路に沿って隠岐島、伊根/舞鶴に行くと決めた上で、途中の寄港地、滞在泊数を柔軟に考えて港町をめぐるスタイルに変えることにした。

 

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往復にあたっての寄港可能地は、松山(海の駅)、国東(海の駅)、新門司(海の駅)、これ以降は北前船航路に沿って豊浦、角島、仙崎、萩、江崎、浜田、温泉津、出雲大社、鷺浦、七類、境港、隠岐島鳥取、柴山、井根、舞鶴(海の駅)を寄港可能地と想定している。