ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2021年春クルーズ(隠岐島・舞鶴)5月21日大分「国東マリンピア」

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2日目:1日目の泊地「まつやま・ほりえ海の駅」では、早朝から西の風に変わり桟橋に波と風がやってくるようになった。この海の駅は西に開いており、燃料給油しやすい左舷着けを好む私はその西側の桟橋に艇をもやった。おかげで朝早く起こされ、眠気の大いに残る朝となった。早速、「Windy」をチェックしたところ、安全に「伊予灘」を横断できることが予見され、出航を決めた。

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9時30分に出港し、3時間後の12時30分に到着したが、「興居島」と「高浜」の間の水道を通り抜けてからは完全な向かい波、最初の2時間は1〜2mの波高の中をどすんどすんと、時には波スプレイがFBを洗う状態で走ることになった。今回初めてバウに搭載しているテンダー、船外機スタンドの固定状態が荒波で叩かれる中、どうなるか気になったが、それぞれしっかりと固定され、これで実証実験が終わった。

「国東半島」に近づけば波は0.5mに下がり、そして雨も上がり、これまでの18kt平均から25ktに増速して「マリンピア武蔵」に急いだ。このスピードだとほぼ滑走状態なので、0.5mの波の上を半ば飛ぶように走って行く。「マリンピア武蔵」は2度目の寄港となるので勝手がわかっており(初回の場合はHPで入港案内を見ておくと良い)サクサクと給油スタンド桟橋に着け、300L(累計550L)の給油で満タンに戻した。陸電ケーブルで200Vを取り込んだので今夜は発電機なしの静かな夜が楽しめる。

泊地としての基本情報だが、諸設備(含むコインランドリー)の状況は満点である。国東半島には宇佐神宮をはじめ豊富なコンテンツがたくさんある。温泉も別府温泉をはじめたくさんある。今回はコロナ禍なので諦めたが、その場合はレンタカー利用がおすすめである。大分飛行場からタクシーワンメターと言っても良い近さなので、レンタカーの事前予約をマリーナに依頼すればマリーナで鍵を受け取れる。

早速、塩だらけになった艇を洗い、叩かれて散らかった荷物類を元に戻しているうちに日差しが雲間から覗き始め、明日の好天が期待できるようになった。久しぶりの雨なしDAY、やっぱり陽光は素晴らしい。

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 今夜は陸電確保の船中泊となる。マリーナ内は静穏、発電機音のしない静寂な夜となった。そんな時は、やはりウイスキーが飲みたくなる。

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