ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2021年春クルーズ(隠岐島・舞鶴)6月5日「井根漁港」

17日目:昨晩の夕焼けが約束したように「鳥取港」は朝から晴れている。昨日のタクシー運転手(ジャケットに観光マイスターのワッペン)に海岸と砂丘の違いを尋ねたところ「海岸と砂丘は同じです。ちなみに砂漠と定義されるには昼夜の温度差50度が必要になります」、更に「日本一大きい砂丘鳥取砂丘ではなく千葉県房総の御宿、月の砂漠という歌の舞台も御宿なんです。これらは観光資源の劣化を招くので実は内緒にしたいのですが…」と語ってくれた。これだけのガッカリ話を聞かされ、すっかりと鳥取砂丘訪問の動機が消えてしまい、晴れているのに今も艇内にいる。

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更新済みの「海上無線局免許」が届いたので、12時に「鳥取港」を出港した。65マイルの距離ではあったが海況に恵まれ(無風、無波)15時に「井根港」に到着した。

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着いてみて、びっくり。週末土曜日でもあったため、観光客でごった返している。観光船のキャプテンに聞けば「今はコロナだからこんなもんだが、普段ならこの倍以上の人出、車は駐車場の空き待ちで列を作っている状態や」と語った。「今日は週末稼ぎ時、観光船の離着岸がやたらに多い。泊まるなら安全を考えて反対側に艇を付け直した方が良い」とアドバイスされ、再度反対側岸壁に着け直したが、観光船の離着岸がないことをよそに、沢山の家族連れが糸を垂らしている、「すいません、すいません、糸を巻いていただけますか」と謝りながらの着岸となった。水深は2.5m、トイレは徒歩3分のところにある。

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鳥取港」で海上保安署職員から「井根港」入港にあたっての注意喚起を受けていたが、なるほどそのとおりの状況であった。上記写真の黄色のエリアに沢山の定置網がセットされており、極端な程、大回りして入港した。ショートカットは禁物である。
 

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因みに、これが海から見た「鳥取砂丘」!