ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2022年春クルーズ(奄美大島)-6日目 「ハウステンボスマリーナ」②

ハウステンボスマリーナ」の出入港ルールがわかった。入る時はマリーナ前の消波堤防の沖側に沿って、出る時はマリーナ側の水面を中央より桟橋側に沿って航行するのだそうだ。また、写真左に見える棒杭より岸側は極端に浅くなるので気をつけねばならない。

石積みが剥き出しになっているが、別に大潮で引き潮いっぱいに引いているからではない。満潮でも僅かしか海面下にならない。大村湾はほぼ閉鎖状態の内海に近いので干満差は1m以下である。

これがハウステンボス駅。観光客メインの駅なので博多、長崎、佐世保という大きな駅とを結ぶ特急主体の編成になっている。副長が本日から3日間下船して家に戻るので、運動も兼ねて桟橋から歩いて見送りのために出かけた。徒歩で40分。この駅の反対には「ホテルオオクラ」がでんと聳え立ち、その下にハウステンボスのメインゲートがある。それだけ、「ハウステンボス」が広大という事になる(デズニーシーより広く、単独のテーマパークとして日本最大だそうだ)。

西日本在住の人にとってはこの駅から博多に出て新幹線利用で済むが、東京圏の人なら「ハウステンボス」と長崎空港を結ぶフェリーに乗る方が良いと思う。

コロナ禍で減便されているが、静かな大村湾を1時間で走り抜く。現役時代であれば連続して長期の休みが取りづらかったので、艇を預けることを前提にGWで往航、夏休みで復航と2分割していたが、「ハウステンボスマリーナ」でもそれが叶う。

さて、昨日紹介したコインランドリーの外観である。今日はここに2時間籠城して全て洗濯、その間に来週以降の航海計画と直近の風予報を照らし合わせながら再検討していた。このまま行くと「屋久島」までは何とかなるが、それ以南の航行は今の予報では風波共に強すぎて、しばし屋久島での待機が必要になりそう。何と26日の風予報は最大20mとなっている。

今回、地元の「サンガレージ」で作成した網戸が大活躍している。その特徴はダブルファスナー(外からも中からもチャックが開けられる)、フレキシブル(虫の集まりが少ない時はチャックせずカーテン状態にできる)、網自体に防虫加工が施してある、使わない時はくるくると巻き上げて固定できる事にある。大活躍のお礼を三崎社長にしたら「チャックの代わりに磁石を使って商品の改良を狙っている」との返事。楽しみである。

夜になると、ライトアップが始まり、昼間とは違ったムードを作り出してくれる。これで陸電取れれば文句無し!