ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2022年春クルーズ(奄美大島)-11日目「枕崎港」

9時15分「牛深港」を出港、11時45分に「枕崎港」に入った。航程70マイル、北の追い風、波も小さく快適な海面が続いた。「枕崎港」は非常に大きな漁港で着ける所はたくさんあるが、街へのアクセスが良い陸側の岸壁は漁船でいっぱい。奥には大変立派な浮桟橋もあったが、そこに着けるのは気が引けた。その中にあって網置き場になっている場所が空いていたので、そこにつけた。普段であれば、仮着けして直ちに漁協に出向き了解と場所の指示を仰ぐが、今日は日曜日なので事務所が休み。そのままここに着ける事にした。前後に漁船が着いており、接岸は離しの風の中トリッキーではあったが、この船は横移動ができるので助かる事この上ない。岸壁着けとなるので干満差が気になったが、フジツボのつき方から1~2m位なのでここでの乗り降りに支障はなかった。

当初の計画では途中の「甑島」で一泊するつもりで調べも終えていたが、「枕崎港」→「屋久島」(宮浦港)の海況が、明日(月)、明後日(火)なら静穏、かつ「屋久島」の天気がこの2日間のみ晴れる予報なのでこのタイミングを生かすために寄港を諦めた。

「枕崎港」はただただ広く、徒歩で港内移動するだけでも大変。カツオを求めて歩いたが、港内にある施設は観光客相手で生活者目線の商品は売っていなかった。そこで、方針を変え、地元最大のスーパーと思われる「太陽スーパー」(枕崎駅の前にある)に出かけた。徒歩で20分ぐらいであった。仮説は大当たり、鮮度の良い魚がたくさんあった。寄港地での居酒屋巡りも楽しいが、自艇で食べるマイペースの居酒屋も捨てがたい。揺れなければ最高の居酒屋、これに沈む夕日、爽やかな5月の風が加わればもっと最高の居酒屋「HAPPY」となる。

本日は日曜日なので、GSは休みか1人体制の所ばかりで、給油は出来ていない。風は西からなので、港内は静穏、よく寝られそうである。明日は目の前にあるGSに配達を頼んで、給油終わらせてから、いよいよ「屋久島」に向かう。