ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2019年春クルーズ(九州)5月9日五島列島 奈良尾

夜明け前から北東の風が強まり、船の揺れと当たる波音で目が覚めた。「奈良尾港は五島中通島の中で最も悪い港、この桟橋は北東の風になると風と波が港入口(北東に向かって開いている)から直接やってくる」とは、朝桟橋に来た漁師の話。もみくちゃ状態の私の船を見て気の毒に思ってくれたのか、一本釣りして来たばかりの生きた鯛をくれた。夕食時、前菜として刺身、残りをあら汁にして食べたが、表現する言葉がない程に美味い。

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複数の地元の漁師に「奈良尾港」の事を尋ねると、すこぶる評判が悪い。「北東の風に加え南が吹いた時も港内グチャグチャ、もし停泊めるならこの桟橋ではなく、フェリー桟橋の陸側が良い」というアドバイスを貰って、現地を見に行った。その場所は下記写真であるが、午後になったらその場所に、セーリングクルーザーが2隻着けていた。良くご存知のようだ。但し、海が荒れて波により大きく横揺れした場合、桟橋の屋根にFBが当たる可能性があるので私は選ばない。だだし、風はフェリーターミナルの影になるのでかなり軽減される。

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「奈良尾レンタカー」から軽自動車を調達して「奈良尾港」のある「中通島」観光に出かけた。先ずは「頭ヶ浜天主堂」。

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次に「青砂ヶ浦天主堂」を回った。ここは私の大好きな「男はつらいよ」で樋口可南子がマドンナ役で出会う事になる教会である。

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そして、木造の「中ノ浦教会」

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奈良尾港」は昭和の時代、「中通島」トップクラスの隆盛を誇っていたと聞いた。しかしながら、今は見る影もない。お陰で我々プレジャーボートの係留に寛容なんだろうと思う。そんな当地に新規オープンしたのがホテル「マルゲリータ」、東京の「際コーポレーション」(紅虎餃子房)が奈良尾市の既存施設(旧温泉会館)を完全リニューアルしてスタートさせたと聞いた。リニューアル直後ということもあり、とても綺麗で、しかも洒落ている。日帰り湯も可能で、通常大人800円(島外者)だが、60歳以上は400円!中々のものであった。

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