ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2023年初夏クルーズ6日目 「対馬(浅茅湾主要港観光)」

6月9日木曜日、今日は朝から上天気である。朝の散策に出たがここは陸の孤島ではないことがわかった。目の前にある「対馬病院」に来る患者の便を考えて、正面玄関前にバス停があり時刻表を見れば30分に一本のペース、終着は「厳原」、「対馬飛行場」であった。「対馬」滞在の泊地として「厳原」(観光と調達基点)、「長板浦」(静養)の使い分けは良い選択だと思う。

今は一通りの整理整頓、水汲みが終わって、13時出航の市営渡海船「うみさちひこ」を待っている。もう反対側に到着している。当初は自艇を使って「浅茅湾」を周遊する計画であったが、昨日のブログに記したように搭載の電子海図の正確性に問題があるので中止にした。アウェーでの冒険はしたくない。代わりにこの渡海船に乗って主要港を回ってくることにした。船長に聞いたら、「13時の便だけが往復便、15時ぐらいにここにまた戻るよ」の返事。私にとっての約2時間、約2千円のマリンツアーである。チケットは船内で買うそうで、待合室にも人影が見え始めた。

「うみさちひこ」号は「長板浦」から「仁位」までを往復する定期通船だが、途中5箇所(水崎、加志々、貝鮒、嵯峨、佐志賀)を経由して行く。全部で16マイル、1時間45分の航程であった。その中にあって、ここに立ち寄っても良いと思ったところは終着港の「仁位」のみであった。以下に参考紹介しておきたい。まずは全航程を「ルートヒストリー」から「S」が「長板浦」、「G」が最終地「仁位」で、ここしか勧めない。

水崎)何もなし、南西に開き西系の風をまともに受ける。漁業基地。現在南西5mでも湾口には白浪散見。

加志々)ほぼ水崎港内、近くまで来て欲しいという要望での簡易桟橋。とても利用できる状態にない。写真省略

貝鮒)何もなし、細い入江、更に養殖網多数。水深浅く、近づき難い。桟橋なく、切れ目階段に頭付け

嵯峨)剥き出しの簡易桟橋、このあたりは三重から移り住んだ祖先による真珠養殖のメッカの1つ。その従事者のみが使っている様子。

佐志賀)この辺りは特に「仁位浅茅湾」と呼ばれている、西に島があるので静穏。昨日観光した「和多都美神社」もこの湾内にある。雰囲気悪くない。通船桟橋の反対側が利用可能だが、水深のチェック必要と思われる。

「仁位」終点だけあって桟橋堅固。周囲の雰囲気も悪くはない。ここには、ミシュランにも載っているアナゴの店、他に寿司屋、中華飯店等外食ができる店が数件ある。珍しい。この地に寄って(真っ直ぐ行けば長板浦から30分ぐらいの距離)その穴子料理を食べてみたいと思ったぐらいだ。