雑感
自艇HAPPY(PONAM-35)には、Onan社製の発電機が搭載されている。2023年(船齢7年目)に入ってから、一発始動比率が悪くなってきた。稼働時間は艇のエンジンアワーの約2倍の2千時間になっている。(過去には通常使うキャビン内の遠隔スイッチリレーの接触不…
▪️蛸壺が絡まり両舷プロペラ破損 2024年の春夏クルーズの復航で巡った雲仙有明海(口之津港)で、蛸壺ロープに引っ掛かり左舷、右舷両プロペラを破損させてしまった。しばらくは、太いロープも中々切れず、蛸壺全体を引っ張る形で航行、マックス8ktの船速で…
2024年7月14日、雨は昨日から一度も止まない。日差しはないが除湿は必要なのでエアコンはつけっぱなし、長袖、長ズボンの秋仕様でないと寒い。昨日の疲れを取るため、午前中に2度寝をした。お陰で体力、気力が大いに回復し帰港時の作業を先取りして、2人で掃…
2024年6月8日土曜日、静穏な泊地ゆえによく眠れて朝を迎えた。ここにはビジター艇の来訪が少ないようで、それも漁船らしくないシルエットの「HAPPY」は地元の人の関心をひく。桟橋目の前にアズマヤ風の休憩所があるから皆さん集まっている。話しかけてくる人…
自艇「HAPPY」(PONAM-35)の進水は2016年6月、今年(2024年)で8年目に入る。これまでのところ、エンジンはすこぶる調子が良い。エンジンアワーは現在約1000時間、エンジン、発電機関連の点検、部品交換については、メーカー推奨に従って例外なく行ってきた…
1)「能登半島地震」の復興が遅れているとの報道を受け、当初計画していた日本海クルーズは延期。 恒例となってもはや8年目となる春夏の長期クルーズは当初、「佐渡島」を折り返しとする日本海クルーズを計画して準備を進めていた。それが、新年明けて正月元…
2024年はホームポートである「仁尾マリーナ」の指定管理者の切り替え年にあたっていたが、ユニマットプレシャス社が継続してその業務を継続してくれることになった。まずは、ほっとしている。同社は旧日産マリンを買収して今日に至っているが、その間継承し…
「牛窓港」での船中泊、漁に出る漁船の引き波で朝早くに起こされることになったので出航準備を予定より早くはじめ、7時から片付けを開始。艇内整頓、水廻りの掃除もほとんど終え、すぐにも下船出来るくらいに艇内が片付いてしまった。 艇内で食べる朝食はい…
前回のショートクルーズの際に「岩城島」で給油した。タンクローリーの油量計は650L、しかし、「HAPPY」(PONAM-35)の燃料計は「F」にならない。燃料は給油口から見えるところまで来ているわけだから、ローリー車側の燃料計に問題はない。見切り発車で海上走…
本日(4日目)が、いよいよ作業最終日となった。作業が進むにつれ艇体がピカピカ、ツルツルになるので、全員がセーフティーハーネスを着用、フックを足場にかけて作業している。 最初に右側の「下地安定剤」を吹きつけて液剤をムラなく伸ばし広げていた。こ…
マスメディアで「失われた日本経済、デフレ続いて物価上がらず」という解説をよく聞いてきた。しかし、少なくともボート、ヨットにはこのデフレ圧力は当てはまらないと思う。例えば、私が乗っている「PONAM−35」の新艇本体価格は2016年が約58百万、それが202…
「HAPPY」(PONAM-35)の船齢も7年目に入り、左右エンジン(アルミ合金性、M1VD-VH,370HP×2基)のアワーメータも「2023年対馬・五島列島クルーズ」を終了して1,000時間を超えた。アウエイの長期クルーズが中心なのでクルーズ先での艇トラブルは命取りになる…
今日、7月5日も朝から雨降り、時折シャワーのような雨にもなる。着けている「鯛ノ浦港」桟橋には乗船客のために待合室から続く屋根があるので、ゴミ出し、トイレ等で外に出ても濡れない作りになっている。雨が上がるのは14時以降と予報され、海上には依然雷…
▪️電圧以上は、遠隔スイッチリレー交換時の人為ミスが原因上記写真はキャビン内のAC配電板に設置されたジェネ起動のためのシーソースイッチである。通常は「start」を押すと緑ランプがつき、同時に予熱が開始される。(その間に緑ランプの下の黄色ランプが点…
陸上と違い、クルーズ中は注意力(自身のセンサー力)が高まる。ハルに当たる水音、エンジン音、泊地ではジェネレーターのエンジン音、睡眠中はサービスバッテリーで動く「ルーレ」の自動排水ポンプ、冷凍冷蔵庫のサーモスタットの音がクリアに聞こえてくる。…
2023年5月24日(水)12時50分に「仁尾マリーナ」を出港して27マイル先の「岩城島」向かった。到着は1時間20分後の14時10分、このショートクルーズの目的は、5月の1ヶ月を費やした整備内容を確認するためである。この航海中に全てを動作させて、改めて異常の…
7年目に入った「HAPPY」だが、「PONAM-35]の製品品質は非常に高く、この間に想定外の大きな故障、修理はなかった。それでも年間の平均の整備費、部品、消耗品費は合計で100万円程度はかかっていた。 しかし、これからの3年間はそうはいかないであろうと考え…
2023年の春がやって来た。コロナ禍が続いた3年間ではあったが、艇を使った移動ということもあって、計画にはさしたる影響もなく、2021年は「日本海・隠岐・舞鶴」、2022年は「南西諸島・トカラ・奄美大島」を廻るクルーズを楽しむことができている。こうした…
テンダーボート(アキレスLF-297RU、2馬力HONDA船外機)を使わない時、何処に閉まっておくか?通常なら、空気を抜いてロールアップして何処かの隅に置いておくことになるが、これを長く続けると折り目のところから劣化が始まってしまいやすい。空気を入れて…
私のブログ「ボートで行くクルージング三昧」において2019年に書いた「アルミ艇(PONAM35)3年目の評価」は、いまだにブログ全記事の中にあって注目記事の一つになっている。 cruisingzanmai.hatenablog.com あれからさらに3年が経過して今年が2022年、以降…
あさイチで「大和ミュージアム」を見学し、11時45分、40マイル先の「岩城島」に向かった。今日が最終日、明日はホームポートの「新居浜マリーナ」に帰る予定である。向かい風5m、快晴、向かい潮であった。13時30分「岩城島」到着。 この「岩城島」は私のお気…
クルーズ中の寄港地が、対価をとって桟橋を貸す「海の駅」では無用だが、漁港の場合、私は港内に入る時に電話で、更に上陸してからは係留場所の再確認、改めての了解取り付けのために漁協事務所にあいさつすることにしている。同時に水、トイレの利用情報も…
このスクリーンショットは、気象庁のホームページ(海洋の情報、海流予想図)で、私がこれからクルーズするトカラ列島海域を流れる黒潮の様子(2022年4月22日)である。 黒潮研究を思いたったのは、岩城島の桟橋で出会ったシングルハンダーヨット(33f)マン…
毎年恒例の長期クルーズ、2022年は約50日をかけて「奄美大島」往復を計画している。ハード面の備えとして、予備タンクの増設、キャビン入り口の網戸取り付け、そしてアフトデッキ天幕のロール対応を新規に行なっている。テンダーと船外機の固定システムは昨…
2022年の「奄美大島クルーズ」出航もあと1ヶ月後となってきた。今回は「ハウステンボス」で1週間、「奄美大島」で2週間を船中ステイで過ごす事になる。私の艇「PONAM-35」は完全空調で窓は開かない。艇内で開くのはバウのオーナーズキャビンのハッチ(網戸有…
毎年恒例の長期クルーズ、2022年は「奄美大島」を計画している。ここで問題になるのは燃料補給、何しろ「屋久島(宮浦港)」から「奄美大島(名瀬港)」間は170マイルあって途中のトカラ列島の各島に本土のような給油ポイントはない。 PONAM-35の搭載可能最…
今日の予報は西5mの追い風、かつ干潮→満潮なので追い潮での寄港になる。おおよそ40マイル、所要時間1時間30分と踏んだが、実際その通りとなった。途中、私と入れ違いに「伯方島」に向かう僚艇2隻を発見、それぞれに挨拶をしたので航跡が二ヶ所でよじれてい…
今回のブログは「雑感」である。以前のホームポートは「佐島マリーナ」(神奈川県)であった。「佐島マリーナ」では、艇庫内保管であったこと、併設のホテル施設が使えることもあって、海上、陸上いずれにおいても快適であった。もちろん保管料は、関東湘南…
9時20分「三原」港を出港、風波ともになく、更に追い潮だったので10時30分に仁尾マリーナに戻った。途中、母港である「ベラビスタマリーナ」に帰る「ガンツー」に遭遇した。この1週間は無風、波なしの快適な海況が続いたので、きっとお客さんも喜んでいるは…
これが今回破裂分解した逆流防止弁(新品)です。下写真のように分解してしまいました。 写真真ん中の部品が逆流防止弁そのもので、上下部品はそのケースです。わずか数千円の部品ですが、今回は長年の加圧に耐えきれなかったようで、ケースの接着が剥がれて…