ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

雑感

我々は絶滅危惧種かもしれない、クルーザーなら尚更かも?

2024年はホームポートである「仁尾マリーナ」の指定管理者の切り替え年にあたっていたが、ユニマットプレシャス社が継続してその業務を継続してくれることになった。まずは、ほっとしている。同社は旧日産マリンを買収して今日に至っているが、その間継承し…

2024年春ショートクルーズ3日目、濃霧注意報の中「仁尾マリーナ」に戻る!

「牛窓港」での船中泊、漁に出る漁船の引き波で朝早くに起こされることになったので出航準備を予定より早くはじめ、7時から片付けを開始。艇内整頓、水廻りの掃除もほとんど終え、すぐにも下船出来るくらいに艇内が片付いてしまった。 艇内で食べる朝食はい…

▪️艇の燃料計表示反応がおかしい、表示はデジタル、でも機構は意外にアナログだった

前回のショートクルーズの際に「岩城島」で給油した。タンクローリーの油量計は650L、しかし、「HAPPY」(PONAM-35)の燃料計は「F」にならない。燃料は給油口から見えるところまで来ているわけだから、ローリー車側の燃料計に問題はない。見切り発車で海上走…

▪️ゲルコート表面リフレッシュと窓ガラスのウロコ取りメンテナンス実施②(表面仕上げ段階)

本日(4日目)が、いよいよ作業最終日となった。作業が進むにつれ艇体がピカピカ、ツルツルになるので、全員がセーフティーハーネスを着用、フックを足場にかけて作業している。 最初に右側の「下地安定剤」を吹きつけて液剤をムラなく伸ばし広げていた。こ…

▪️ゲルコート表面リフレッシュと窓ガラスのウロコ取りメンテナンス実施①(下地処理工程段階)

マスメディアで「失われた日本経済、デフレ続いて物価上がらず」という解説をよく聞いてきた。しかし、少なくともボート、ヨットにはこのデフレ圧力は当てはまらないと思う。例えば、私が乗っている「PONAM−35」の新艇本体価格は2016年が約58百万、それが202…

▪️ミキシングエルボー定期交換(1,000時間)!

「HAPPY」(PONAM-35)の船齢も7年目に入り、左右エンジン(アルミ合金性、M1VD-VH,370HP×2基)のアワーメータも「2023年対馬・五島列島クルーズ」を終了して1,000時間を超えた。アウエイの長期クルーズが中心なのでクルーズ先での艇トラブルは命取りになる…

2023年初夏クルーズ、五島列島「鯛ノ浦(中通島)2日目」雨止む見通し

今日、7月5日も朝から雨降り、時折シャワーのような雨にもなる。着けている「鯛ノ浦港」桟橋には乗船客のために待合室から続く屋根があるので、ゴミ出し、トイレ等で外に出ても濡れない作りになっている。雨が上がるのは14時以降と予報され、海上には依然雷…

▪️ジェネレーター(Onan12kw)不具合問題解決!

上記写真はキャビン内のAC配電板に設置されたジェネ起動のためのシーソースイッチである。 通常は「start」を押すと緑ランプがつき、同時に予熱が開始される。(その間に緑ランプの下の黄色ランプが点滅)予熱が満了するタイミングで、「ドン」とジェネが起…

▪️2023年初夏クルーズ8日目 ジェネレーターに問題が発生!

陸上と違い、クルーズ中は注意力(自身のセンサー力)が高まる。ハルに当たる水音、エンジン音、泊地ではジェネレーターのエンジン音、睡眠中はサービスバッテリーで動く「ルーレ」の自動排水ポンプ、冷凍冷蔵庫のサーモスタットの音がクリアに聞こえてくる。…

2023年初夏クルーズ整備完了、「岩城島」へ検証航海1泊2日

2023年5月24日(水)12時50分に「仁尾マリーナ」を出港して27マイル先の「岩城島」向かった。到着は1時間20分後の14時10分、このショートクルーズの目的は、5月の1ヶ月を費やした整備内容を確認するためである。この航海中に全てを動作させて、改めて異常の…

▪️PONAM-35、6年間でどんな整備が必要になったか? ②機関、油圧他

7年目に入った「HAPPY」だが、「PONAM-35]の製品品質は非常に高く、この間に想定外の大きな故障、修理はなかった。それでも年間の平均の整備費、部品、消耗品費は合計で100万円程度はかかっていた。 しかし、これからの3年間はそうはいかないであろうと考え…

▪️PONAM-35 、6年間でどんな整備が必要になったか?①ハル

2023年の春がやって来た。コロナ禍が続いた3年間ではあったが、艇を使った移動ということもあって、計画にはさしたる影響もなく、2021年は「日本海・隠岐・舞鶴」、2022年は「南西諸島・トカラ・奄美大島」を廻るクルーズを楽しむことができている。こうした…

▪️テンダーボートの保管方法(ガレージ内に吊るす!)

テンダーボート(アキレスLF-297RU、2馬力HONDA船外機)を使わない時、何処に閉まっておくか?通常なら、空気を抜いてロールアップして何処かの隅に置いておくことになるが、これを長く続けると折り目のところから劣化が始まってしまいやすい。空気を入れて…

▪️アルミ艇(PONAM-35)6年目の評価

私のブログ「ボートで行くクルージング三昧」において2019年に書いた「アルミ艇(PONAM35)3年目の評価」は、いまだにブログ全記事の中にあって注目記事の一つになっている。 cruisingzanmai.hatenablog.com あれからさらに3年が経過して今年が2022年、以降…

「PONAM-35」の燃料計表示について 「岩城島」3日目

あさイチで「大和ミュージアム」を見学し、11時45分、40マイル先の「岩城島」に向かった。今日が最終日、明日はホームポートの「新居浜マリーナ」に帰る予定である。向かい風5m、快晴、向かい潮であった。13時30分「岩城島」到着。 この「岩城島」は私のお気…

「奄美大島クルーズ」出航まで、あと10日!漁港あいさつ用手土産届く

クルーズ中の寄港地が、対価をとって桟橋を貸す「海の駅」では無用だが、漁港の場合、私は港内に入る時に電話で、更に上陸してからは係留場所の再確認、改めての了解取り付けのために漁協事務所にあいさつすることにしている。同時に水、トイレの利用情報も…

トカラ列島と黒潮研究・ホンダワラ対策

このスクリーンショットは、気象庁のホームページ(海洋の情報、海流予想図)で、私がこれからクルーズするトカラ列島海域を流れる黒潮の様子(2022年4月22日)である。 黒潮研究を思いたったのは、岩城島の桟橋で出会ったシングルハンダーヨット(33f)マン…

「奄美島クルーズ」出航まで、あと1ヶ月を切る。チェックを兼ねて岩城島へ

毎年恒例の長期クルーズ、2022年は約50日をかけて「奄美大島」往復を計画している。ハード面の備えとして、予備タンクの増設、キャビン入り口の網戸取り付け、そしてアフトデッキ天幕のロール対応を新規に行なっている。テンダーと船外機の固定システムは昨…

▪️船キャビン虫除けネットの新設

2022年の「奄美大島クルーズ」出航もあと1ヶ月後となってきた。今回は「ハウステンボス」で1週間、「奄美大島」で2週間を船中ステイで過ごす事になる。私の艇「PONAM-35」は完全空調で窓は開かない。艇内で開くのはバウのオーナーズキャビンのハッチ(網戸有…

予備燃料タンクの新設

毎年恒例の長期クルーズ、2022年は「奄美大島」を計画している。ここで問題になるのは燃料補給、何しろ「屋久島(宮浦港)」から「奄美大島(名瀬港)」間は170マイルあって途中のトカラ列島の各島に本土のような給油ポイントはない。 PONAM-35の搭載可能最…

2022年2月、冬ショートクルーズ(2回目)「伯方島」3日目

今日の予報は西5mの追い風、かつ干潮→満潮なので追い潮での寄港になる。おおよそ40マイル、所要時間1時間30分と踏んだが、実際その通りとなった。途中、私と入れ違いに「伯方島」に向かう僚艇2隻を発見、それぞれに挨拶をしたので航跡が二ヶ所でよじれてい…

瀬戸内海でのマリーナ諸事情(ホームポート変更)

今回のブログは「雑感」である。以前のホームポートは「佐島マリーナ」(神奈川県)であった。「佐島マリーナ」では、艇庫内保管であったこと、併設のホテル施設が使えることもあって、海上、陸上いずれにおいても快適であった。もちろん保管料は、関東湘南…

2021年秋ショートクルーズ(2回目)最終日 11月19日(三原/仁尾)

9時20分「三原」港を出港、風波ともになく、更に追い潮だったので10時30分に仁尾マリーナに戻った。途中、母港である「ベラビスタマリーナ」に帰る「ガンツー」に遭遇した。この1週間は無風、波なしの快適な海況が続いたので、きっとお客さんも喜んでいるは…

逆流防止弁破裂

これが今回破裂分解した逆流防止弁(新品)です。下写真のように分解してしまいました。 写真真ん中の部品が逆流防止弁そのもので、上下部品はそのケースです。わずか数千円の部品ですが、今回は長年の加圧に耐えきれなかったようで、ケースの接着が剥がれて…

2021年春 ボートで行く隠岐島・舞鶴クルーズの準備

いつもなら、クルーズ前は風予報サイト「WINDY」をチェックしながら出港のタイミングを見計らうのだが、2020年、2021年は連続してコロナ緊急事態宣言情報のチェックが加わる。今日(2021年5月16日)現在、西日本エリアでは大阪、兵庫、岡山、広島、福岡県に…

ラブ・ミー・「テンダー」! PONAM-35のテンダー考察

ラブ・ミー・テンダーという曲がある。エルビスプレスリーの初主演映「やさしく愛して」の主題歌として制作されたものである。英文法的には「Love me tenderly]」が正しいのだろうが、やはり歌うとなれば「Love me tender」の方が耳障りが良いのは、日本人で…

アルミ艇(PONAM-35)海上係留、1年経過報告

2020年4月から私の艇は海上係留となっている。ご存知のようにPONAM-35はアルミハルなので、とかく海水との相性から海上係留を懸念する声をよく聞く。マリーナによっては不測の電食穴あき→浸水→沈没を想起して通年の海上係留契約を断る事例もある。メーカー側…

2021年春クルーズ(隠岐島・舞鶴の旅)を考える

2021年 毎年恒例としている春のロングクルーズを考えている。 昨年は降って沸いた感のあるコロナ禍で緊急事態宣言、公共、民間マリーナからは外来艇お断り、隠岐島ホテルも同様の対応となってしまった。こうなっては致し方なく、計画は一旦白紙に戻したのだ…

黒カビ発生のデッキ目地を交換

デッキのシリコン目地に付いた黒カビをとるのは、なかなかやっかいなものである。表面が硬く水を弾く素材に黒カビが発生した場合は、「カビキラー」、「キッチンハイター」が有効である。しかし、艇に使われる目地材は接合部での水密力を担保するため、シリ…

POMAM-35(アルミ艇)の海上係留を再び考えてみる

2020年9月の連休も終わり、マリーナはいつもの静けさを取り戻してきた。私はこの7月、8月のコロナ禍の中にあっても、行く先を選んで瀬戸内海クルーズを行なったが、稼働日換算ではわずかに10日にとどまった。この3年で最も少ない稼働となった。考えれば、今…