ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2018年夏クルーズ(長崎往復)平戸→壱岐 「郷ノ浦港」公共桟橋

イメージ 1

8日8時に平戸港公共桟橋を離岸,930に壱岐郷ノ浦港入り口に到着。すべて北東の風7m、向い波、波高は最初が途中の尾崎島まで1.5~2m,この間は15ノットで走行、フライブリッジまで時々しぶきが飛んでくる。オートパイロットでスロットルコントロールをこまめに行い、船体への負荷に注意しながら1時間。壱岐島の陰に入った途端、波がなくなり静かな海面になる。20ノットにする。すべて仮説通り海況推移。

入港すればびっくりするほどの静かな泊地である。蝉の声であふれている。なんでこんなに立派な大型桟橋に2日でワンコインで係船できるのだろう。こんなに静か、きれい、広々としたゲスト用桟橋。夢のようと思った。

連絡を入れた水産課の担当者がもう待っている。接岸は離しの風、さらに嫌いなリング。なんと,もやいも取ってくれる。更にもやい結びができる。そして、すまなそうな料金収受。

しかし夢はそこまで、街中へのアクセスは?「歩いて15分ぐらいです」,電気、水は?「来てないです。水は向こうのトイレからポリタンクになります。トイレもそこになります」、タクシーは?「呼べば来てくれます」。なーんだ、一日250円の係船料安いと思ったら、もれなく往復15百円のタクシー代かかるんだ。それでも一日1750円は安い安い。

今トイレチェックから戻ったが、蛇口蝶ネジがないタイプ‼ロングクルーズ、ポリタンと蝶ねじそしてホースはセットで必需品と思った次第。

買い物、風呂の足にタクシーを桟橋まで呼んで見た。桟橋からタクシーを呼ぶ外来艇は多いらしく、電話応対は極めてスムーズ。スーパーに行って買い物して戻って23百円、風呂(ビューホテル壱岐、5百円)だけなら片道7百円×2


イメージ 2

壱岐郷ノ浦港入り口には大きな港をふさぐような横に長い堤防がある。上記の写真はちょうど入ったばかりのもの。堤防を入ってすぐ、右にかじを切ればフェリーターミナル(下の写真の大きなビル)、左に切れば私が着けている外来艇用の大型桟橋。

イメージ 3

手前はすべて地元の漁船が使っている岸壁。フェリーターミナル側の今空いている岸壁なら外来艇の接岸は許されている。大型桟橋と同じ料金体系、ここも反対側のビューホテルに行くには便利だが、漁船、フェリーの引き波、そして岸壁の構造(波消し効果を考えて大きな穴が開いている)を考えてやめた。この写真は反対側のビューホテルから撮影したもの。

イメージ 4

ビューホテル壱岐の7階風呂から西を見る。巡視艇の向こうに小さく私の船が見える。

明日はレンタカー(軽、桟橋届け、同返却)で島観光。最大の関心事は、魏志倭人伝壱岐国遺跡、元寇の戦い跡地…。一日77百円、ちと高いが壱岐は意外と広いのでレンタカーを奮発。得意の電動自転車、この炎天では無理...