昨夜の「鷹島（阿翁港）」泊地は静穏そのもので、夜中に目覚めた時「ここはどこ？」と勘違いしたぐらい熟睡した。そして、朝、集落の目覚まし音楽が聞こえ、時計を見たら7時。その前の「呼子」泊地の睡眠不足を一気にリセットでた。
朝一番のジェネレーター起動は失敗、すでに慣れてきたのでなんら慌てず、まずメインエンジン起動させて、再度ジェネレーターのシーソースイッチを入れてドカンと一発起動させた。アフとの床ハッチを開けてジェネレーターの状況を確認、相変わらず、塩水水滴漏れは止まらず、ジェネレータのフロントパネルを外して下板に溜まった塩水を拭き上げた。こも数日はこれが日課となってきた。
原因については僚艇、整備担当とやり取りしている。ブログ掲載の写真を見ての具体的アドバイスだから参考になる。「平戸」到着後、同地のベスト電器に出向いたが、テスターは売っていない。第1ステージのゴールは「ハウステンボス」なので、「後1日、なんでこのまま騙し騙し行ってしまおう！と腹を決めた。
「鷹島（阿翁港）」と「平戸」間はわずか15マイル、45分で着いた。海況は2日続いてのベタ凪で、マリンVHFでは「門司海上保安」からの濃霧警報が対馬海峡に出されたと報じられていた。確かに、こちらも霧が特に発生している様子が見て取れる。
反対側のヨットの人がもやいを取ってあげるよの合図、桟橋の右側に着けますと合図を返した。わざわざヨットから降りきてくれた。「え！そんな」と思っていたら、カリフォルニアからの太平洋横断組の外国の方。彼らは日本人のヨットの方達と違って、ボート乗り人を区別扱いすることはない。
「平戸」は何度も利用しているので見るべきところは全て観光してしまっている。泊地としては全てを満たしており、給油も行った。街をぶらりして、昔ながらの魚屋があったので、美味そうなアジを刺身にしてもらい今日のつまみとした。昨年行って楽しい時間をすごしたメキシコ料理の「パンチョ」は閉店していた。残念。
航海記として話が逸れるが、これがあの「ジャパネットたかた」の創業当時の店である。
