ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2023年初夏クルーズ9日目「鷹島(阿翁港)」

呼子」の夜は散々であった。夜に漁をしたイカ釣り漁船が午前2〜4時ぐらいに続々戻ってきた。生きているイカに価値があるので全体に大慌てモードで、岸壁の水槽、待ち受けている活魚トラックに積み替え、離岸する時もレーサー並みの速さ、当然この泊地は「草津の湯もみ」状態の波が立ち、快適ではない。

クルーズ期間中は大型のエアーフェンダーと直径1mの水滴フェンダーで対処しているので艇体的には大丈夫だが、マリーナ用の小型フェンダーならアウトだったと思う。朝は朝で目の前の水道を走る漁船の引き波が始まり、朝日を浴びて船上での朝ごはんは無理と判断、そこで、復航に訪れるため調べておいた「鷹島(阿翁港)」を目指すことにした。

8時30分出港、「玄海原子力発電所」沖をベタ凪状態のなかを快走しながら余裕で9時半に「鷹島(阿翁港)」に到着。それが、上2つの写真である。

早速、「松浦漁協」に挨拶に出向いたところ「地区長」にも挨拶を!ということになり、めでたく係留の件は落着。着けた浮桟橋はフェリー、通船がかつて使用していたもので「左右が空いていれば使ってください!」が地元ルールであった。

今は観光振興、離島振興もあってか、「阿翁港」の通船桟橋前にも立派なトイレが整備され、地元の憩いの場には水栓、目の前にはコインランドリー、少し歩いてGS(エネオス)まであった。なかなかの泊地、私のランキングでも北九州なら「平戸」に次ぐ泊地となるだろう。

 

しかし、分かってはいたが、行きたかった料理屋は本日定休日であった。

でもこんな静かな場所なら「船上居酒屋」も悪くはない。このクルーズの第1ステージの目標は「ハウステンボス」、後数日あるので食材消化を考えれば尚更良しと考えた。昨日の寝不足を昼寝をとることでリフレッシュする予定。

漁から戻ったおじいちゃんが写真の魚をくれました。小ぶりの塩焼きサイズですが、敬意を評してアミューズ刺身にします。聞けば、娘さんが香川の牟礼町にいるそうです。早速、お礼に香川のうどんを差し上げたら、「香川のうどんは美味いからなぁ」と言って顔をくしゃくしゃにして喜んでくれました。

今回もクルーズに備えて手土産を積み込んでいますが、残すはうどん1セットとなりました。

朝はこんな感じになりました。ぐっすりと寝ることができ「呼子」の睡眠不足解消です。