ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2019年春クルーズ(九州)5月4日宇土

8時40分、「牛深港(うしぶか海の駅)」を出港、「宇土マリーナ」を目指す。この春クルーズは九州周遊だが、往路、復路に分けて考えるなら長崎が折り返し地になる。「牛深港」から目指せば長崎まで40マイル程だが、往復90マイルかけて「宇土マリーナ」経由で長崎を目指す航程を組んだのは熊本市観光と本場の馬刺しを楽しもうと思ったからだ。移動に当たってのハイライトは「本渡瀬戸」の通過になる。
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熊本市内へのアクセセスは「宇土マリーナ」からタクシーで「網田駅」に行き、そこから熊本駅に向かうことになる。約40分と聞いた。マリーナ自体は大変に素晴らしい。例によって、熊本国体のヨット競技会場として新設されたらしい。給電(200V)、給水、給油、風呂、シャワー、トイレいずれも文句のつけようがなく、同じ敷地に充実した道の駅まである。

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本渡瀬戸は天草下島と上島な挟まれた幅の狭い海峡である。通過してみればまるで運河の様な海峡であった。今回は南から入って北側の本渡港で出るコースとなったが、この出口こそが大いに危ない所だと思う。狭い運河から抜け出した本渡港は海面的には広く、それまで浚渫された僅かな水路をなぞる様に進んできた反動からか、まだ水路走行が必要な場所である事を忘れてしまいそうになるからである。ここで、座礁事故がかなり起こっている事を「宇土マリーナ」の掲示板で知ったが、十分に納得出来る。私も釣り船を避けるため舵を切ってしまい水路からはみ出してしまったのか、瞬間水深表示が0mを示し、ひやっとした。
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「本渡瀬戸」を出れば、有明海、水深が全体に浅く波もない、一気に加速して「宇土マリーナ」を目指し、1120に到着した。途中、あの「雲仙岳」が綺麗に見えた。