ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2023年初夏クルーズ、五島列島「鯛ノ浦(中通島)」は、まことに静かな泊地!

2023年7月4日(火)、朝7時のNHKニュースはこのところ、九州地区に発生する「線状降水帯」の被害と警戒のニュースが冒頭を飾っている。梅雨明けに向かっての最後の雨降り、これが開ければ強い強い夏の日光が待っている。「ハウステンボス」入りしてから約1週間、毎日が雨、もしくは曇り、強い日差しは時たまである。しかしその勢いは強く、雨に濡れた雑巾、足拭きマットは立ち所に乾いてしまう。日差しが出れば「炎天は嫌だなぁ」と思う年齢になってから、夏はオフシーズンになってしまった。

さて、本日の泊地は同じ「中通島」にある「鯛ノ浦」となる。荒天の際の避港先候補をグーグルマップで探していた時に偶然見つけた先である。東に開口部があるが、それ以外はきりたった山に囲まれている深浦であった。さらに、最近「上五島海の駅」の認定を受けたそうである。ということで、着けてみたのが上記の写真。

この立派な桟橋には一日2便、長崎とを結ぶ高速船が着く。片道100分、乗務員に聞いたらこの港でも台風で南東の風の時は高潮と合わせてこの待合所まで海水が打ち寄せたという。

漁師用にも別途立派な浮桟橋があり、地元漁船の荷揚げと重なることもない。トイレ、水、そして利用手続きもこの待合施設で済ますことになる。

S印が「有川港」、G印が「鯛ノ浦港」、距離は海上でこそ17マイル、45分の距離だが、山越の陸路なら数キロ、15分くらいの距離であろう。下の写真は桟橋目の前の「三角島」に設けられた「鯛ノ浦神社」。

明日は海上南西10mの予報なので、勿論出港しないつもりだが、利用手続き時にレンタルスクーターの存在を知ったので、この際、これを借りてしばしのライダー気分を味わってみたいと思っている。