ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2021年4月の瀬戸内海島めぐり、お金持ちの島「大飛島」に行きました。

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 「大飛島」(おおびしまと読む)の大浦港である。引きいっぱいの時間に入港したが、港内の水深は十分あった。着岸場所としては私の艇が着いている場所のみ一時的な利用が認められている。勿論、利用容認のレベルなので予約はできないし、係船料金も徴収されない。私は、この島にある「イル・ドール」で昼食をとったので、予約の際にそのように指示された。反対側には、岡山県の笠岡(住吉港)とを結ぶ通船が着く。

 

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上の写真は桟橋にあるフェリー待合施設であるが、ここに最新のよく清掃されたトイレがあった。目の前にある自販機は島唯一の物、それも最近設置されたらしい。

島人口は30人ほどだが、その中に代々にわたっての海運会社オーナーが何人もいるらしく、島住民平均所得で算出すると岡山県でも屈指の地域、瀬戸内海の離島で比較したらおそらくナンバーワンなんだそうだ。だから私は、この島の紹介に当たって「お金持ちの島」とタイトルした。

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 ホームポートである「仁尾マリーナ」からは、馴染みの「六島」横を通過してほぼ北上して、45分ほどで到着する。途中、本線航路を横切るぐらいで目立った危険地帯はないが、大浦港に入る際はチャートを見て浅瀬(砂州)を回避するように大回りした方が良い。水深もそうだが、定着網も設置されている。

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 笠岡にお住まいのご夫婦が週末、休日のみ営業されている「イル・ドール」(英語だとisland of goldの意味)。私はてっきり、「大飛島」がお金持ちの住む島だからと考えたが、実際はオーナー夫妻の名前が金島(かねしま)さんだからだそうだ。しかし、金島とは、まるっきりお金持ちのをイメージさせる名前だ。

さてランチだが、予約すれば出してくれる、この場所に行くには桟橋から1キロの登り坂を上がることになるが、桟橋到着時に電話を入れたら「今から迎えに行きまぁ〜す」と声がかかりホッとした。