ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2023年秋ショートクルーズ「瀬戸田港」

この写真は「高根大橋」側からアプローチした際に見える「瀬戸田港」の浮き桟橋の形状。奥側の三角屋根桟橋は本土からのフェリーが使うので手前の古い桟橋が利用可能となっている。ここまで「三原港」からはわずかに7マイル、「瀬戸田水道」の幅は狭いので潮流速度は早目、かつ水路を通過する艇の引き波の勢いは強い。この日は小潮なので潮流影響は軽微であった。

 

 

前回、「生口島」の瀬戸田港に入ったのは、2020年7月、あれから3年半がたっている。カテゴリーを設けてあるので合わせて読んでいただきたい。

「しおまち商店街」を軸に街の美観向上が進められていた。商店街は歴史的風致維持向上計画の中で「ミニ倉敷」の様相にすっかり変わっていた。当地においてはコロナ禍の3年は街を観光コンテンツ化するための改修期間だったと思った。これは「厳島」も同様である。コロナを嘆くのでなく、飛躍の準備期間として利用する、並大抵の覚悟ではできないであろう。

結果は明らかである。平日にも関わらず観光客、しまなみ海道を走るサイクリストが街を回遊している。桟橋には200Vも含め給電、給水ができる様になっている。桟橋の利用も電話一本で対応してくれ利用料は取らない。

この街は「尾道市」に属するが、地域外資本の存在も感じる。行政だけではできない。地域全体の魅力向上を図るためのしっかりしたプランナーがいるのだろう。いかにそのかわり様を紹介しておきたい。

これに対して、従来型からある当地の観光コンテンツ、前回寄った居酒屋の人気は陰っている気がする。観光客の種類が変わりつつある中で、これにうまく乗り切れていないという事なのだろうか。順に「耕三寺」、「向上寺」、昔からある地元常連で賑わっていた居酒屋。