7月3日。尾道を訪れて驚いたのは、競輪選手のような自転車乗りが、街にたくさんいたこと。後になってわかったことだが、しまなみ海道を自転車で渡りきるツーリングが、巷ではやっており、その広がりは海外にも及んでいるという。そういえば、外国人のサイクリストをたくさん見かけた。
帰りにもう一度、寄ることを前提に1泊して翌、7月3日(日)の9時30分に尾道を後にした。尾道では、予定していたガソリンスタンドが休みだったため給油できず、いったんベラビスタマリーナまで1時間かけて戻った。そこで400L給油し満タンにした。ベラビスタマリーナは、たいへん静かな水面。そしてきれいな施設。ここで船中泊したら、マリーナ施設もきれいなので良いなと思いその旨マリーナスタッフに話したところ、そのような方は少なく、みなさんホテルにお泊りになるとのこと。聞いた私が恥かしい。
結局、尾道から一旦燃料を入れるためにベラビスタマリーナに、戻ってからのスタートとなったため、約5時間の航海となった。途中多数の島があり、景色には事欠かないが、1回あたりの航海としては、3時間が妥当な時間と思う。
しかし、広島航路を出た後の海面に目を移すと、大きないけす、いかだのようなものが、それもかなり大きなものが浮かんでいる事に気が付いた。この時は北風10m超、白波状態、さらに雨が加わっていたので内心穏やかならず。航海の安全を祈願しに来たのに、目前で事故したら洒落にもならない…。
結果は、雨風の中無事に宮島ビジターズバースに接岸、あらかじめ宿に連絡したら桟橋まで車でむかえに来てくれるとのこと。嬉しくて宮島上陸して祝杯!