ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2016年夏クルーズ(厳島神社往復)尾道→宮島 「宮島ビジター桟橋」

7月3日。尾道を訪れて驚いたのは、競輪選手のような自転車乗りが、街にたくさんいたこと。後になってわかったことだが、しまなみ海道を自転車で渡りきるツーリングが、巷ではやっており、その広がりは海外にも及んでいるという。そういえば、外国人のサイクリストをたくさん見かけた。

帰りにもう一度、寄ることを前提に1泊して翌、7月3日(日)の9時30分に尾道を後にした。尾道では、予定していたガソリンスタンドが休みだったため給油できず、いったんベラビスタマリーナまで1時間かけて戻った。そこで400L給油し満タンにした。ベラビスタマリーナは、たいへん静かな水面。そしてきれいな施設。ここで船中泊したら、マリーナ施設もきれいなので良いなと思いその旨マリーナスタッフに話したところ、そのような方は少なく、みなさんホテルにお泊りになるとのこと。聞いた私が恥かしい。

イメージ 1

結局、尾道から一旦燃料を入れるためにベラビスタマリーナに、戻ってからのスタートとなったため、約5時間の航海となった。途中多数の島があり、景色には事欠かないが、1回あたりの航海としては、3時間が妥当な時間と思う。

詳しく書くと、尾道水道→青木瀬戸→三原瀬戸→唐島瀬戸→柳ノ瀬戸→猫瀬戸と沿岸を走り、最後音戸の瀬戸を通過して呉港に入った。ここでは
進行方向正面に見えてくる広島プリンスホテルのタワー棟が良い目印になる。さらに進めて峠島(進行方向左舷側)、金輪島(右舷側)の真ん中を通過するようにして、ゆっくり左に転回すれば広島湾航路、その端っこを添うように走ったら宮島が見えてきた。

しかし、広島航路を出た後の海面に目を移すと、大きないけす、いかだのようなものが、それもかなり大きなものが浮かんでいる事に気が付いた。この時は北風10m超、白波状態、さらに雨が加わっていたので内心穏やかならず。航海の安全を祈願しに来たのに、目前で事故したら洒落にもならない…。

結果は、雨風の中無事に宮島ビジターズバースに接岸、あらかじめ宿に連絡したら桟橋まで車でむかえに来てくれるとのこと。嬉しくて宮島上陸して祝杯!
イメージ 2


さて宮島ビジターズバースだが、厳島神社からは、徒歩約20分の距離にある。管理は「国民宿舎 宮島杜の宿」が担当しており、別に宿泊をしなくても、単純に係留予約ができる。もちろん、泊まるなら、桟橋から徒歩約3分であり、船の近くにあり便利。この写真は、鳥居から望遠レンズで撮ったもので、引き潮だったので自艇が座礁したのではないかと、気が気でなかった。しかし実際には、水深は十分にあり、大型船でも接岸可能であった。

イメージ 3


下の写真は厳島神社から見たビジターズバースと船(写真奥のビル下に自艇が小さく写っている。
イメージ 6



直接航海には関係ないが、宮島で泊まった宿「岩惣」は宮島内にあり桟橋までの送迎もしてくれる。雰囲気、接遇、食事、風呂、価格全てにおいて素晴らしい。

イメージ 4

イメージ 5