ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2018年春クルーズ(仁尾マリーナ回航)下田→勝浦 勝浦までべたなぎ

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3月27日朝6時の下田出港、いつもは単独航海だが、昨日下田に到着して後ろに横付けしたジャヌー艇と今回初めて並走。(那智)勝浦に行くときは、普通なら志摩ヨットハーバーで給油も兼ねて一泊していたが、このジャヌー艇の艇長さんは「我々は波切でローリー車を呼ぶので、一緒に給油しますか?」とおしゃる。そんなやり方もあるんだと興味がわき、お願いした。海況すこぶる穏やかで、ラムラインの一直線。

 
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今回は仁尾マリーナまでの回航。。海況良い時に一気に距離を稼がないと28日必着が怪しくなるため、この誘いに乗って6時間で波切漁港(大王埼の最先端にある堤防で囲まれた人口の漁港)に入れた。但し、入り口の手前に大きな定置網がぞんざいに敷設されており、注意しないと突入すると思った。上写真は漁港の中。下写真は入口。全部頑強な堤防に囲まれており、殺風景だが中水面はいたって静か。トイレもきれい。
 
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ローリー車の給油マン(中武石油:0599-72-825)に聞けば、この漁港に回航屋さんは皆寄って燃料を入れていきますよ。と言っていた。480Lを給油して満タン。都合1時間滞在し、13時に(那智)勝浦に向けて再び出港した。
 
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その後3時間走って、午後4時に(那智)勝浦についに到着。
いつもは、岸壁にもやうが、今回はこのジャヌー艇の艇長が、紀南石油(0735-52-0256)と懇意らしく、燃料船に横付けして事実上のポンツーン付け状態。私も甘えて横付けさせてもらった。
ここで面白いハプニングがあった、ジャヌー艇に給油する際、燃料キャップが外れ、海中に落下。慌てた紀南石油がダイバーを呼んで、海底からそのキャップを探し出し、浮かび上がってきた時は大拍手が起こった。
なぜなら、ダイバーを呼ぶまで、紀南石油の若い職員が、ユニフォームを脱がされ、パンツ一丁で、この寒い海に潜らされ、手ぶらで上がってくるたびに、もう一度もう一度といわれ、何度も潜らされていていたからである。
そんなこんなで、このジャヌー艇と距離感が縮まり、この日は前回立ち寄った、焼き肉屋の「和」で宴となった。私がクルーズ中に他船と交わり、酒を酌み交わすのは今までで初めて。楽しいひと時となった。