ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2018年GWクルーズ(別府往復)@大三島 かれい山に登る

昨夜は思ったほど風が落ちず、船中泊は船体に当たる波音ともやい綱の張り戻しによる振動の中での一晩となった。
それでも実際はよく眠れ、朝起きた後一番に大山祇神社に訪れ、これまでの航海安全感謝とこれから安全祈願をさせていただいた。

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大三島2日目は、前回登れなかった「かれい山」と「今治」観光をすることに決めていた。幸い宮浦港は始発のバス乗り場のため、待機しているバスの運転手さんから詳しい情報を聞き、最新の時刻表をもらうことができたので、今回は電動自転車ではなく、バス旅行を志向した。

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地図で示されたラインは、バス路線です。かれい山に直接行くバスは残念ながらなく、車でしか直接行くことができないが、私は一番近いバス停の「石文化公園」で下り、へんろ道をたどる形でかれい山頂まで上りの山道を1時間強かけて登った。

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かれい山頂には、360度見渡せる展望台が設置されており、そこからの眺めは瀬戸内随一ではないかと思った。足元には往路で航行した船折瀬戸、伯方大島大橋が見渡せ、通過する船もよく見えた。

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さらに頂上には、観光パンフレットに掲載されることが多い、「遠見茶屋」があり、私も中に入り、評判の「かれい山カレー」を食したが、見た目はきれいが味は普通のおいしいカレーであった。ただし、テラスのテーブルに座って見える眺めは素晴らしいお店であった。
結論、かれい山には車で行くことをお勧めする。

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かれい山を下り、先ほど下車した「石文化公園」のバス停に戻り、同じバスに乗り、今度は今治を目指した。目的は2つ。
(1)今治タオルの購入
(2)今治港内にある「いまばり海の駅」を確認すること

タオルは会館に出向くことでいろいろ見比べながら、楽しく過ごして購入できた。
いまばり海の駅は業務用の桟橋そのもので、給電給水の設備はなく、且つ街中まで5分。すぐそばには海の交流センターがあるのでトイレはきれい。食事に出ると言っても街そのものがのっぺり広がっているんでぶらり歩きでよい店に出会うのは難しそう。

帰りは「今治桟橋」バス停から終点の「宮浦港」バス停まで乗った。片道1210円/人。
約1時間が通常だが、今回はゴールデンウイークにぶつかったため、2時間近くかかってしまった。

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明日でこのゴールデンウイーククルーズも終わりを迎えるため、打ち上げも兼ねて最後は、大三島参道にある地元の料理旅館「茶梅旅館」に宿泊した。
施設面は私が小学生時代に父母に連れて行ってもらた昭和40年代の和風旅館、、古い感じはするが、とにかく1つ1つに丁寧に磨き上げられ、料理も温度管理が素晴らしく、最終日を飾るに素晴らしい良い時間を過ごすことができた。愛にあふれる旅館であった。必ずまた泊まりにきたいと思っている。

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明日は、いよいよホームポートの仁尾マリーナに帰る。
海面は風がすっかりやみ、油を垂らしたような、真っ平らな海に戻っていた。これが本来の宮浦桟橋の海面である。