8月6日、博多を目指すN氏(ACTRESSⅢ)は上々の海況の中、博多に向け出港していった。
いつも見て思うことは、岡崎造船の船は見てて飽きない。時代時代の価値観、ライフスタイルを反映したはやりの線形が、輸入艇を中心に華々しくデビューするが、同社の艇にはそれがない。さしずめ箱型のスカイラインか、ケンとメリーのスカイラインか…
さて、私にとっては、この長崎、そして平戸延べ5日間の滞在で期せずして、日本におけるキリスト教伝来の歴史を学ぶ旅ともなった。鎖国政策の結果、キリスト教が禁教となって様々な弾圧を受けたぐらいしか知らなかったが、今回の長崎、平戸滞在でキリスト教に関する歴史のパズルの駒が、ようやく頭の中で絵になってきたのである。