ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2019年春クルーズ(九州)5月16日 姫島

予報を見ると、関門海峡玄界灘付近の風予報は17日(金)で 南東10m、18日(土)で同じく14mとなっている。今日中に関門海峡を通過しておいた方が良い。さらに通過した後「新門司マリーナ」(しんもじ海の駅)で一泊する予定だったが、通過後も同じような風が吹く予報なので一気に「姫島」まで足を伸ばした方が良い。このような判断に基づき、今回レグで最も長い「西福岡マリノアヨットハーバー」→「姫島」(100マイル)を計画した。出港は840、新門司入港1130、同じく出港1150、姫島入港1350、トータル5時間10分のレグとなった。海況の悪化を回避すべく、ボートの持つ機動力を存分に生かしたスピーディーな移動を敢行した。
 
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今回「新門司マリーナ」は給油のみ、滞在時間はわずかに約30分。


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「姫島港」入港は丁度干潮と重なった、うまい具合に誰も外来艇可能岸壁に先着艇がいなかったので岸壁切り込み階段の所に着岸できた。干潮時の水深は2.4mを確保、満潮時4.4 mを確保していた。
 
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遠景は国東半島、今日はよく見えている。
 

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「姫島」は2度目の寄港になるが、その目的は「車海老」と「拍子温泉」である。この島は約20万年前から始まる火山活動によって誕生した島のようで、島内に7つの火口跡がある。この辺りは子供の頃、ドキドキして見ていた「国際救助隊」(サンダーバード)の秘密基地のようである。瀬戸内海が陸地だった頃の生態系を知るうえで重要だとも書かれていたが、瀬戸内海に同じような島があるであろうに、2千人の人口でしっかり島運営をされている「姫島」、それができていない事例の多い瀬戸内海の離島群、対照的であった。
 
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「拍子水温泉」(炭酸水素塩泉、褐色で有馬温泉に似ている)島内循環バス(無料)に乗って港バス停から10分程度。本来は冷泉、これにお湯を加えて温度を上げている。