ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2019年夏クルーズ(四国)9月10日牟岐大島・日和佐「日和佐港」

朝からすっかりべた凪。ヨットだったらさぞかし大変だろうと思いながら、8時40分に牟岐大島に向けて出港した。事前取材で静寂な入り江空間がある事を知り、その地でのワンナイトを想像しながら40分、目指す入り江に入った。

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グーグルマップも含めて事前の情報収取で浮き桟橋が確認出来ており、あわよくば…と目論んでいたが、桟橋は撤去されていた。上記写真はその入り口からのショット。干潮時ではあったが水深は20m確保出来ており、アプローチに於ける不安感は無いので微速にて最奥地まで進入した。

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最奥地には小さな砂浜が有り、テンダーが有ればミニ上陸も楽しめそうだ。そんな脳内トークをする中 、入り江の入り口を振り返ると沢山(6隻ほど)の漁船がこちら目指して押し寄せてくるのが見えた。何か咎められる事をしてしまったのかと、疑心暗鬼になったが、見れば黄色のライフジャケットを着けた小学生達が各船に満載状態。皆がこちらに手を振ってくる。こちらも天皇陛下ばりにFBのウインドを開けて、小さく手を振りインペリアルスマイルで応える事にした。そうか、小学生の夏の課外事業がこの入り江で行われるのだ、なんと贅沢な授業なんだろう。しかし、静寂期待は見事に裏切られ、この狭い入り江に6隻の漁船と40人近くの黄色い声、これを想像すれば出るしかない。「日和佐港」に向かう事にした。

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1030分、「日和佐港」に入り、海上保安庁巡視艇桟橋の後方に着けた。早速ここを管理する県土木事務所に連絡し接岸の報告と手続き(1泊400円)を済ませると今度は、戻ってきた巡視艇職員による臨時検査(免許、船検、無線局、レーダー免許)を受けた。何時もながら彼らは丁寧な仕事をする。併せて水口油店(出光GS)で250L(累積1500L)配達してもらった。トイレについて尋ねると、9時〜5時であればすぐそこにある図書館、県土木事務所、それ以外の時間であれば日和佐駅(徒歩3分)のトイレを利用する事が出来るとの事だった。

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日和佐にある23番札所の薬王寺。この側に日帰り温泉があると思い訪ねたが 、営業しておらず残念。再び大汗、艇に戻り本日2度目のシャワー。清水タンク3分の2。徒歩3分の所に水口燃料店(出光GS)が、あるので貰い水は可能なので安心。今晩は良さ気な居酒屋(つくし)を近くに発見したので出かける予定。