ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2021年の初ボートクルーズは「岩城島」

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■この酒が「生絞り岩城島レモンサワー」

2021年最初のクルーズの目的地として「岩城島」を選んだ。寄港にあたっての諸々情報は2020年8月に訪れた、1回目のブログ記事と合わせてお読みいただくとして、今回は訪れるボートマン、ヨットマン向けにおすすめする居酒屋情報から書き始めることにする。

▽1回目岩城島ブログ記事

まず、この酒を「よし正」に行って飲んで欲しい。そして美味しい料理も楽しんで欲しい。なにを頼んでも期待が裏切られることはない。写真の酒は「生搾り岩城島レモンサワー」、価格は一杯¥600、この島で取れる名物レモンを一個丸ごと絞って作る。これが絶妙にうまいのである。酸っぱさがちょうど良い。だから、好きなビールを頼まず何杯でも飲んでしまう。

そして料理も良い。旅館と言って良いほどのスケールで「民宿よし正」を併設しているので、料理は本格厨房で料理人がきちっと作る。下の写真でそれがわかれば幸いである。

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■24時間利用できる清潔なトイレがある「かみじまちょう・いわぎ海の駅」

ホームポートである「仁尾マリーナ」から「岩城島」まではほぼ一直線で1時間ちょっとの航程である。強い西季節風の合間の2日間(1月11日、12日)を選んだので、往復とも無風、波なし、快適な25kt走行となった。

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岩城島」での泊地はフェリー桟橋に並行して設置されている「かみじまちょう・いわぎ海の駅」を前回同様に選んだ。同じ上島町には瀬戸内海寄港地のメッカともされる「ゆげじま海の駅」があるが、ここは特にヨットの皆さんにとっては、最高クラスの泊地だと思う。(カテゴリー:弓削島参照)24時間利用できるトイレ、ランドリー、100V陸電気、水道、近くに日帰りスパ、居酒屋、レンタル自転車なんでもある。収容隻数も多いので現地集合ランデブーにも不安がない。

これに対して「いわぎ海の駅」にはなにもなく、桟橋長も短くて大型艇なら一隻でいっぱいとなる。港内が狭いので長くするのも難しい気がする。したがって、利用艇が少なく泊地は静寂そのもの。また、西側・北側が山なので冬の季節風を遮ってくれ、引き波もフェリーリ離発着時以外は漁船の通過も滅多になく、船中泊しても苦痛はない(弓削島は引き波が多い)。給油については桟橋で受けられるのでボートならこちらを選んだほうが良いと思う。島内には天然温泉である「菰隠温泉」があるが、桟橋から2キロあり、歩いて行くには遠い。桟橋前の観光センターで自転車をレンタルする事は可能だが、今回は外気温2度、あまりに寒く、行くのを取りやめた。