ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2022年2月、冬ショートクルーズ(2回目)「新居浜」2泊3日

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2022年4月より、ホームポートを「新居浜マリーナ」に変更するにあたって指定された係留場所(桟橋長10m)に実際に艇を着けてみることにした。写真で解るようにこのマリーナでは櫛形桟橋の角が強度確保のため三角材を入れているので、利用できる桟橋長が8.5mになってしまう。そこで入り船着けとせざるを得ない。しかし、今度は船尾が桟橋端から飛び出し、いきなりデッキに足をかけでの乗り降りになる。やはり、階段が必要になる。そこで階段と取り付け工事を早速依頼、引っ越しは何かと追加コストがかかるものだ。

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これまでのホームポート「仁尾マリーナ」から「新居浜マリーナ」までは20マイル、1時間で走り抜くことができた。双方ともにユニマットプレシャスが指定管理者なので、私が再び「仁尾マリーナ」にビジターとして寄港しても累積31日まで課金はされない。

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新居浜マリーナ」に到着して、携帯電話の充電をするべく100Vコンセントを利用したが電気が来ていない。配電パネルを見るとAC100V利用のシーソースイッチの赤ランプがついていない(通電していない状態)。整備を担当してくれているO氏に電話を入れ遠隔指導を仰いだ。結果は、配電盤裏に設置されているブレイカー(左100V、右200V)の100V側がOFFになっていたためであった。その理由は、2日前に行ったJCI検査の前に行ったメガテスト(通電テスト)である可能性が高い。つまり、通電テストのために流した電流を100Vブレイカーが過電流と判断してOFFにしてしまったようだ。対応としてはリセットしてことなきを得た。検査を行ったS無線会社、3時間の念の入った検査だったが、検査のおかげでトラブル発生となってしまった。

今夜は「新居浜マリーナ」での船中泊を実体験することになる。

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明けて朝の「新居浜マリーナ」、昨晩から早朝にかけて北西の風3〜5m、今はご覧のように風は落ちて静穏だが、艇の揺れが止まることは今もない。勿論、艇内にいられないことはないが、あまりひどい場合はマリーナにある前泊用の簡易宿泊施設を利用するという手立てがある。因みにマリーナを囲む堤防は北に向けて2ヶ所(うち一ヶ所にマリーナ出入口の看板)開いているが、風が止んでも揺れることから、風波が起こしたうねりが残っているのであろう。

朝から、マリーナのk支配人の案内で施設を見学させてもらった。これが、なかなか良いのである。まずは写真をご覧頂きたい。

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陸側正面玄関ロビー、日溜まりで明るい。

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宿泊棟が別棟にあり、一泊1人25百円で利用できる。そうすると、この風呂が使える。ここもよく掃除がされている。

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昔のスキー宿を思い出す! このような部屋が多数あり、ピークシーズンの週末以外なら基本空いている。それでも相部屋利用をお願いする事はないそうだ。前泊、船中泊が揺れて大変な時なら助かる。

今日は伯方島(北浦港)に向かう予定。1時間ぐらいの航程なので早くに出港する必要はない。同島では、今回クルーズのハイライトとなる「あか吉」(ミシュラン一つ星)に予約を入れてある。