ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2022年春クルーズ(奄美大島)-38日目「新居浜マリーナ」

さぁ、今日がクルーズ最後の航程、ホームポートの「新居浜マリーナ」に向かう事になる。5月12日に同マリーナを出港以来、艇体、身体ともにさしたる損傷はない。故障は洗面所の排水用サンプポンプ(フローティングスイッチ交換で復帰)とオートフラップ制御システム不良(マニュアル操作のみで航行続行)のみ、接離岸時の傷なく、心身も良好状態を維持できているので、このまま有終の美を飾りたい。そう祈って、エンジンをスタートさせた。10時に「大三島宮浦港」を出港、11時30分に無事到着した。35マイルの短距離であったが、帰るべき港を間違えて(新居浜本港と新居浜マリーナの誤認)、急遽、転舵するというおまけ付きの最終航程となった。濃霧注意報が出ていたため、レーダーと目視による海上船舶の位置確認に注力していることが多く(その時は減速、オートパイロット断)、それを繰り返すうちに次第に方向感覚を失って目的地コースから外れていたのである。陸地視認が叶って、いつもと違う海からの遠望で築いた次第。

写真は到着後「新居浜マリーナ」のいつもの桟橋にもやったところ。今回は直ぐに自宅に戻らず、この桟橋でもう一泊してゆるりと片付けを行なう事にした。そのおかげで、コインランドリーで一度に洗濯物を全部仕上げられ、持ち帰る食料はほぼなくなった。積み込んでいたクルーズのための荷物も車に移し切ってから、艇内の掃除、上架後の艇体清掃も行うので、ストレスなく行うことができた。

長期クルーズの場合、出港前の前泊、帰港後の後泊を計画に入れることで準備や片付けに新たな余裕が生まれ、良かったと思っている。いずれにしても、「2022年春クルーズ(奄美大島)」全航程1,290マイル、38泊39日、費用総額123万(内燃料代82万/6,100L)が無事終わった。

 

「HAPPY」が春クルーズ復航ステージに入ったのと機をそろえて、奄美大島トカラ列島、南九州、北九州、そして西日本が次々に梅雨入りした。毎年、梅雨を避け、台風を避けるというタイミングで日程を決めてきたが、今回はギリギリ間に合ったという感じである。