ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2022年春クルーズ(奄美大島)-23日目「阿鉄」

本日朝、8時30分、3日間滞在した「せとうち海の駅」を後に往航の最終目的地である「阿鉄」に向け出港、9時にその入江奥の錨地に着した(5マイル)。「HAPPY」はこれから約1週間、この静寂な阿鉄の入江を錨地にして「加計呂麻島」観光と同島の泊地調査(生間港、呑之浦他)に向かうことになる。最初の写真は泊地から入江の入り口に向けて撮ったものだが、これで分かるように「大島海峡」から曲がり込んでいる入江であり、この海峡からの波、風を塞ぐ形となっている。従い、台風時には近隣の船、巡視船がこぞって避難してくるという。

阿鉄錨泊の案内を事前にお願いしていたT氏、おそらく自宅から「HAPPY」の進入を見ていたのであろうか、誠にタイミング良く、テンダーボートで現れ、バウから陸への舫いセット、スターンアンカー投入と、手際良く手伝ってくれた。挨拶は、諸々の作業を終えてからとして、早速、テンダーを降ろし船外機をセット、スターンアンカーラインにはボンテンブイをセットするなどした。バウに22日間、しっかり固定されこれまでの航海に耐えてきたテンダーがようやく海に降ろされた。錨泊なので、このテンダーがなくては陸との行き来ができない。

長らく使っていなかった船外機の調子を見るため、周辺を走り回った。海底は、珊瑚と砂、アンカーの効きは悪い。よって、自前のアンカーだけでは無理で事前に設置されている錨泊アンカーの助けは必須となる。またこの場所で干潮時2.5mの水深であった。水、トイレはT氏の離れ、もしくは、隣の入江(油井)にある公共桟橋まで艇を回して一時利用するしかない(徒歩1分)。T氏はヨットマンで海からの来訪者を歓迎してくれるので、これらにつき甘えることができる。

尚、この錨地のこの場所に限って、ドコモ回線が繋がらない(楽天回線はつながる)ことがわかった。念のため、周囲で再挑戦したところ、5m移動すればドコモ回線につながった。