ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2023年初夏クルーズ、やっぱり「平戸港」は良い泊地!

今朝は実に珍しい事に朝から青空、青空と平戸城のこのショット、これまでに何度となく写真に収めたが、今日は一段とキレが良い。長らくの雨で空気中のホコリがなくなり、今日の風は南西10m、空気が澄んでいるのであろう。

実は、今日も「宇久島フィッシャリーナ」泊を予定していたが、珍しく朝から青空、たまには青い空と雲を見ながら初夏クルーズに相応しい、走りをしたくなった。なにしろ、6月30日から快晴率ゼロ%であった。

海況の見通しは、南西8m、最大12m、天気は晴れで強風注意報となってた。泊地から双眼鏡で海を見渡せば、白波も見えず、波当たりは最初が前、途中が横、そして最後が後ろから、波高は1〜1.5mとの見通しを固めた。これなら「Go!」である。

8時45分、「宇久島フィッシャリーナ」(S印)を出港して、事前の仮説通りの海況の中を走ることになった。仮説通りの海況だと安心感が増してくる。距離は32マイル、海上は常時白波が多見される状況だったが、1時間30分で走り切り、10時15分に「平戸港」(G印)に着いた。

減速して港内に入れば、今度は今までの追い風が向かい風、8m、「まぁまぁ吹いているな」と思って、桟橋を見ると風上側にはすでにヨット(ハルベル34)が着いており、空いているのは風下側、「あらら!」と思ったが、「小値賀島(笛吹港)」での経験のおかげで余裕の着岸ができた。試練は人を育てるの例え通りである。

何をいまさらと諸氏は笑うだろうが、私が体得した1人操船で風下側(離しの風)着けのポイントを披露しておきたい。

①バウ、スターン両方いっぺんに舫うことに拘らない。

②無闇に桟橋に飛び移らず、まずは一本を操船しながら仮に舫ってのち、艇のエンジン使って桟橋に寄せ、それから、桟橋に移って残りをもやう事。

五島列島」のいずれの寄港地にも日帰り温泉、もしくは貰い湯ができる施設、宿ホテルは発見できなかった。「平戸港」には15時から使える「旗松亭」の展望風呂があり、久しぶりに湯に体を沈める事ができた。ここからだと、全体がよく見渡せ、それぞれの位置関係がわかりやすい。

因みに、「旗松亭」の展望風呂を桟橋から見上げるとこんな感じである。