ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2018年6月 志々島を調査

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志々島に行くには、詫間町の宮ノ下桟橋から粟島汽船を使って渡る。一日3便しかない、それもよく欠航するらしい、今回も最初のトライ時は朝濃霧でダメ、二度目の挑戦で乗れた。たった20分ほどの距離でも830詫間宮ノ下桟橋→850志々島宮之浦桟橋、その後は1130志々島→1150で詫間宮ノ下桟橋に戻る組合せしかない。島全体を回るなら1550→1610が詫間に戻る最終便になるが、この時間帯になると夏季しか出来ない事になる。

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船後部デッキの自動販売機で乗船券を購入、その券をそのまま船員に手渡しして乗船終了。船齢は15年程度の2軸鉄船、バウスラスターは付いていない。

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下の写真が志々島の発到桟橋。右側には海上タクシーが常時係船され
ているようである。抱かせてもらうには桟橋自体が心もとない。


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早速上陸して寄港可能地を捜し歩いた。志々島宮之浦には地元漁船の船だまりがあったが、干潮時には大半が着底状態、私の船では入港は無理と判断した。


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詫間宮の下桟橋からの通船はこの宮野浦漁港堤防から沖合に伸びた簡易桟橋に着く。
この漁港には入らない。写真奥の船位置以外は干潮、特に大潮時に皆着底してしまうそうである。下の写真船溜まりもよさげに見えたが、入り口が浅く干満に関係なく着底必須のようである。

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さて、島には10人ぐらいの人が住んでいるらしいが、じっくり話せたのは無料休憩所をボランティアで開いてくれている素敵なご夫婦のみであった。臨時係船場所について聞いたところ、誠に良い場所を教えてくれた。すでに目をつけていた場所であったため納得したが、海側サイドからは2本の桟橋固定鉄チェーンが伸びており要注意である。
次回は自分の船でその場所行き、樹齢千年の大楠をじっくりと見聞するつもりだが、仮に係船出来たとしても島では何も調達できません。

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因みに志々島は第46作「寅次郎の縁談」のロケ地となっている。映画では琴島ということになっていたが、ロケは志々島と高見島で行われた。志々島では船は同じ桟橋につくが、海に向かって右側ではなく、実際には左側に着岸した。