ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2018年秋クルーズ(厳島神社往復)仁尾→御手洗「ゆたか海の家」に着く

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11月10日、日本で最初にできた海の駅と聞いています。はじめての入港になります。すごいせまいです。途中の天気、海況申し分無く、1045に仁尾マリーナを出て来島海峡経由で2.5時間でした。さて狭さですが、私の船(35f)でサイズ限界、それも桟橋の有り様考えれば大型艇一隻で事実上の満席と思います。

管理者は隣接の「とびしま館」売店。電気も水道もない代わりに無料。トイレは昼間は隣接のフェリー待合室のを使える。夜は近くの公園に公衆トイレがあるようで後で行くつもり。歴史的建造物保全地区である御手洗までは、自転車もしくはバス。
1505のバスにこれから乗ります。

御手洗の散策からもどってみれば、ほぼ干潮いっぱいにまで潮が引いていました。
この海の駅最大の注意点は岸壁(入港時右側)に潜堤がめぐらされていることにあります。今回は図って満潮時に入港したため見えませんでしたが、干潮時となれば潜堤はすべて露出します。潜堤かわしていれば(本日中潮、干潮時の残り水深は3m)深さにおいて不安はありません。

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上記の写真は御手洗港の海の駅「ゆたか海の駅」。引き潮一杯時の係留写真、この段階でも水深約3m(2.6m)ありました。「潜堤」注意と記述されている海の駅ですが、この写真でそれが何か、どのように配置されているのかが、よくわかと思います。満潮時になるとこの潜堤部分は全部海面に覆われて見えなくなります。

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御手洗港の南側入り口には大きな灯籠が立っています。左手に見て北上すると直ぐに「御手洗町並み保存地区」から延びる公共桟橋(上記写真)南側にはつけられるが潮流が強いときはグイグイと桟橋に押し付けられるそうです。さらに次に進むと「大長港」の旧桟橋が見えます。(聞くところによると潮が最も強く当たる場所らしく、古いフェンダーならパンクするほどだそうです)

「ゆたか海の駅とびしま館」と一体になっているのが、現在の「大長港」フェリー桟橋。ここにもやえれば、潮溜まり状態なんで潮流の影響はなく上下動のみとなります。因みに、電話による問い合わせですが、とびしま館の営業時間、かつスタッフが手空きの時なら対応してくれます。実際には「空いていればどうぞ」程度のレスポンスで、初入港だったので、まことに心ぼそかったです。でも、私のためにわざわざ扱っていないみかんを仕入れてくれました。親切な人でしたよ。

それでも私はまた行きたいです。御手洗の街は一見ではもったいないです。第一印象は倉敷のミニ版ですが、往時の繁栄ぶりを偲ばせる遊郭、劇場、商家が当時そのままに静かに丁寧に保存されています。まるで博物館、ここが倉敷とは大違いです。

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