ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2019年夏クルーズ(四国)の検討開始

5月22日に「2019年春クルーズ(九州)を終えて」と題するブログを掲載したのを最後に約2ヶ月が経過してしまった。その間のダイアリーを見ると、7月25日からの香川フル移住に向けての準備と手続き、そして、この秋舵社から発刊予定の「四季のサイトクルージング(PONAM-35で行くボート旅)」の原稿作成と写真/航跡データ整理にかなりの時間を割いていた。想定外に時間がかかったのが、東京転出と香川転入に伴う手続きであった。その量と奥の深さたるや船舶関係も含めると約100項目、殆んど自分でやったので、たった1人でもこんなに世の中の仕組みに繋がっているのかと呆れたり感心したりの連続であった。

 さて、船に全く乗れなかった2ヶ月ではあったが、その間に船の中間検査を終わらせアワーメーターも3年間で500時間を経過していたので、エンジン周りを中心に総点検を敢行した。最大の費用項目は「ミキシングエルボ」の交換である。

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ミキシングエルボ(写真一番奥、手前2点はエンジン本体との接合ユニット)とは、エンジンの排気と冷却水(海水)を混ぜるもので、真ん中に排気ガス通路、その周りに冷却水通路が走り最後にその海水と排気ガスが一緒になって船尾排気口から出ていく。3年もしくは500時間が交換の目安と言われている。外見は新品同様に見えたが、中を見れば小さな穴が多数散見された。PONAM-35の場合、部品代だけで2機分、約80万であった。