ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

「仁尾マリーナ」に戻りました!

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前日から停泊している生口島瀬戸田港)フェリー桟橋だが、朝5時30分に艇がガツンと大きく揺れて起こされた。前日のフェリー最終便が離岸してからは水道を通過する船がなくなり、ゆっくりと眠れた。しかし、早朝は漁船がフルスピードで水道を走り抜け、その曳き波は桟橋上面に流れ込む程であった。水道が狭いので、曳き波の勢いが減衰されないからであろう。

瀬戸田港」の桟橋は、フェリー桟橋(三原行きが多い様だ)なので、待合所が自由に使え利便性の高い泊地と思う。でも温泉巡りも楽しみな私にとっては船内の温水シャワーではちょっと物足りない。一方、桟橋前では大規模な宿泊施設工事がされていた。もしかして、日帰り温泉?と期待したが、これも地元ボランティア(昨日と同じ人。朝も立っていたので、単なる親切爺さんかも知れない)に聞けば「年内完成予定の一泊1人5万の富裕層向け高級旅館!」との事。それならば、誰が経営するのかと思って、工事告知看板を写真に納めた。「瀬戸田ホールディング」が施主となっていたが、これもボランティア曰く、ファンドと尾道市とこの場所の持ち主による合同プロジェクトだそうだ。私の関心事はお風呂を使えるか否かだが…。

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曳き波もあるんで、ゆっくりと朝ごはんと言う訳にもいかず、おにぎりをお茶で流し込んで8時30分に出港、備後灘、燧灘通過時は波高1mであったが、全体としては私の好きな雨天航行となった。10時に仁尾マリーナに到着。400Lを給油して満タンに戻した。このクルーズで使用した燃料は合計750Lとなる。

引き続く雨により瀬戸内海には本土の河川から多くのごみが流れ込むが、今回も例外では無く「仁尾マリーナ」に近づくにつれゴミが増え、何度も回避減速を強いられた。

さて、今年から海上係留に替えたので、帰港しても上架しない、従い船底洗いもなく、エンジン洗いも無い。疲れている時は楽だ。雨も降っているので、取り敢えず、自分のバースに着け、そそくさと荷物おろして家に戻った。

 さて、途中、「岩城島」と「生名島」の間を通過したが、噂の橋の工事始まっていた。橋が完成すれば岩城島も大きくはしまなみ海道、小さくはゆめしま街道の仲間入りとなる。

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 左が「生名島」、右が「岩城島」。この橋が完成すれば、「岩城島」は「生名島」/「佐島」間を結ぶ生名大橋、「佐島」/「弓削島」間を結ぶ弓削大橋と連携して1つのルートを構成する島になる。このルートは、しまなみ海道にあやかってかゆめしま街道というそうだ。