ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2024年冬ショートクルーズ1日目は、吉例の瀬戸内海「岩城島」

今年(2024年)は能登半島を襲った大地震津波で始まった。実は今年の春夏クルーズは新潟の「佐渡島」往復を計画していたため能登半島の泊地研究をかなりしていた。災害報道でTVに映る映像を見て、これは無理だなと思っていた。滝港、能登富来港、輪島港、狼煙港、飯田港、七尾港、富山新港、皆寄港は難しいだろう。

さて今年口開けの冬の瀬戸内海ショートクルーズは、やはり「岩城島」になってしまった。昨年も2度訪れ、延べにすると両手に近い回数となる。初日の出港が家の片付けや食料、飲料等の事前の買い出しもあって午後時間になるので、27マイル先の「岩城島」が丁度良いのである。桟橋での給油も受けられる。

この島を訪れる時期としては冬の季節風の合間、それも晴れの日が1番良い。海の水はものすごく綺麗、南に開いた港なんで北西の風に強い。見渡せば訪れる観光客は少なく、ヨット、ボートの寄港もないので浮桟橋の前日予約も可能、電動自転車のレンタルは当日で叶う。明日は、初めてになるが電動自転車で島内一周観光をするつもりであるが、天気予報はあいにくの雨。

この「Limone Plaza」の中の売店で、電動自転車の予約ができる。冬の平常日なら全てのタイプの自転車から好きなものを選べる。係船手続きは、その奥の支所で行うが、休日は裏通用口の宿直職員とやりとりすることになる。

綺麗な夕日が西に沈みつつある。落ちゆく夕日を見て「西方浄土」に思いを馳せるようになったのは、いつの頃からだったであろう。そんな思いでこの写真を撮った。

岩城島」に来る最大の誘因は目の前の居酒屋「よし正」デコの刺身を食べることにある。採れたての魚、普通なら歯応えが1番に来るのだが、なぜか旨みが勝るのである。不思議だ。