ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2024年春ショートクルーズの1日目は「小豆島(草壁港)」

12時15分に「仁尾マリーナ」を「HAPPY」(PONAM−35)で出港。今回はたった2泊3日のショートクルーズだが、年寄り必定の生活備品をも含むと、それなりの持ち込み量で呆れる。いちいち列挙し無いが、例えば、薬なんか毎日飲まなくても人生において誤差の範囲なんであろうが、色々考えて持っていく事になる。薬類がそうなら、そのほかも万が一に対する警戒感から、あれやこれや積み込む事になっていく。

約50マイル先の「草壁港」、ほぼ、瀬戸内海の「東西航路」に沿って走り、2時間後の14時15分に着いた。「草壁港」の浮き桟橋利用はひさしぶりとなる。もうかれこれ5回目の「小豆島」寄港になるが、多くは「ベイリゾート小豆島」の専用桟橋を利用していた。理由は最上階の展望温泉風呂が気に入っていたからである。今はリニューアル中で休館日が多い。

よって、今回は「ベイリゾート小豆島」ではなく、この「草壁港」浮き桟橋(海の駅)に艇を着け、ワンナイトすることにした。この桟橋に立ち寄ったのが今から5年前、当時あった「桟橋食堂」は、切り盛りしていたおばちゃんの高齢化により店じまいしていた。でも予約の電話は同じでつながった。小豆島を代表する「草壁港」、その海の駅となるこの桟橋の管理は同じおばちゃんが続けていた。

お会いして「おばちゃん、桟橋食堂を綺麗にしているようだが、近々店をリニューアルオープンするの?」の問いに「雨漏りが始まったので屋根の修理、外壁の整備だよ、店はやめたよ」の返事。そんな会話をしながら係船手続きを旧食堂内で済ませた。係船料金は¥2,450、価格の変化はない。

「まだ、僕の艇の名刺、壁にあるかなぁ」と思って、店内の壁に貼られたたくさんの古い名刺に目をやりながら、探し始めた。なんといきなり「仁尾マリーナ」の僚艇「ピスターリ」の名刺が目に飛び込んできた。新しい名刺は少ないので目立つ。そこで写真をパチリ。後で送っておこう。

さて、5年ぶりの「小豆島(草壁港)」だが、我々ロングクルーズ組にとって1番の変化は下記写真のコインランドリーの誕生。桟橋から見える距離。(配達燃料は看板のコスモ)これは大変に助かる。あとは歩ける近いところに日帰り温泉施設があればいうこと無し。

入港時気になったのは「草壁港浮き桟橋」に並んで存在している豪華なこの施設(下記写真)であった。「誰の物?、高級ホテル?」と 配達給油のスタッフに尋ねたところ、企業の研修施設だとか、「研修施設になんでこんなに立派な浮き桟橋あるの?」と重ねて聞いたが、「実際には個人の別荘らしく、研修施設としてはほとんど使われていないと思う」との回答。すごいなぁ。

実は今日は副長の誕生日であった。知らんぷりしてサプライズと、忘れたフリをしていた。よって通常の船内ディナーはやめて外食を選択した。本来は高級イタリアンとすべきだろうが、このタイプの店は皆高台にある。結局、水平移動が叶う焼肉「道草」を選んだ。

上記の写真を見れば、この店「道草」がどの味のレベルにあるか容易に想像がつくと思う。さすが、地元焼肉1番評価の店だけあった。

明日は、雨の予報、予約してある「牛窓港」(県営桟橋、牛窓かぜまち桟橋)に向かう予定。そこを起点に、「備前長船刀剣博物館」、「備前陶芸美術館」に行くつもり。