ボートで行くクルージング三昧

ホームポートを瀬戸内海(仁尾マリーナ)に移してクルージングを楽しんでます

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年春クルーズ(奄美大島)-12日目「屋久島」(宮之浦港)①

屋久島「宮之浦港」の通称「漁船だまり」に入り、そこから「屋久島宮之浦港港湾事務所」に連絡をとった。最初は「ビジターさんは基本漁船だまりの入口に止めてもらっている。入口すぐにヨットが繋がっているのでそこに着けてほしい」であったが、艇長の関係…

2022年春クルーズ(奄美大島)-11日目「枕崎港」

9時15分「牛深港」を出港、11時45分に「枕崎港」に入った。航程70マイル、北の追い風、波も小さく快適な海面が続いた。「枕崎港」は非常に大きな漁港で着ける所はたくさんあるが、街へのアクセスが良い陸側の岸壁は漁船でいっぱい。奥には大変立派な浮桟橋も…

2022年春クルーズ(奄美大島)-10日目「牛深港」

「ハウステンボスマリーナ」に滞在5日目ともなると、航海日記として書くことが無くなってしまい昨日は書かずじまいとなったしまった。いずれにしても、昨日、副長が自宅より戻り、第二ステージ(屋久島)に向けてのクルーズを再び始められる体制となった。懸…

2022年春クルーズ(奄美大島)-8日目「ハウステンボスマリーナ」④

「新居浜」から「ハウステンボス」までが今航海の第一ステージなら、第二ステージは「ハウステンボス」から「屋久島」までと位置付けている。各ステージの目的港で複数日停泊を入れて計画することで、調整が図れるようにしている。 無論、調整とは海況回復の…

2022年春クルーズ(奄美大島)-7日目「ハウステンボスマリーナ③

昨日朝、いつもなら洗面蛇口を開くと間もなく聞こえる「サンプポンプ」(洗面、シャワー時の排水は一旦中間槽に溜められ、水位が上がるとフローティングスイッチによりポンプで排水開始される)の音がせず、遅れてビルジポンプが動き出している事に気づいた。…

2022年春クルーズ(奄美大島)-6日目 「ハウステンボスマリーナ」②

「ハウステンボスマリーナ」の出入港ルールがわかった。入る時はマリーナ前の消波堤防の沖側に沿って、出る時はマリーナ側の水面を中央より桟橋側に沿って航行するのだそうだ。また、写真左に見える棒杭より岸側は極端に浅くなるので気をつけねばならない。 …

2022年春クルーズ(奄美大島)-5日目 「ハウステンボスマリーナ」①

「ハウステンボス」には「ハウステンボスマリーナ」が併設されている。双方ともに同じHIS社が経営していると思いがちだが、マリーナは長崎県の施設で、現在の母港である「新浜マリーナ」同様、ユニマットプレシャス社が指定管理者として運営にあたっている。…

2022年春クルーズ(奄美大島)-4日目「平戸港」②

「平戸港」でビジターに解放されている観光桟橋(陸を前にして左側のみ)には大型艇用フェンダーが常設されている。一見して便利と思ったが、艇と桟橋の間が空き過ぎることになるので一旦は足を乗せないと渡れない。かと言って若者のように飛び移るリスクは…

2022年春クルーズ(奄美大島)-3日目 「平戸港」①

昨晩からの雨が今日ようやく上がった。Windyは午後になるほど風が落ち、Yahoo天気は快晴を予報していた。次の目的地である「平戸港」までは55M、午後に出港しても十分に明るいうちに到着できる距離なので、11時30分にスタートした。途中の海況は波高1mの追波…

2022年春クルーズ(奄美大島)-2日目 「西福岡マリーナマリノア」

「西福岡マリーナマリノア」に艇を着けるのは、今回で3回目となる。よって基本的な情報は過去ブログに書かれているので、今回は気がついた印象のみ記する事にしたい。過去のブログ記事は下記にリンクを記載しておく。 2019年春クルーズ(九州)5月15日 福岡 …

2022年春クルーズ(奄美大島)-1日目 「新門司マリーナ」

クルーズスタート時1週間の海況が前線通過で中々安定せず、最悪出港を1週間繰り下げる事も視野に入れていた。しかし、一時は15mを超える風を予報していたWindyも次第に風速の低下を予報、本日現在で「新居浜」から「新門司」までの瀬戸内海海域は北東5〜7mで…

「奄美大島クルーズ」出航まで、あと10日!漁港あいさつ用手土産届く

クルーズ中の寄港地が、対価をとって桟橋を貸す「海の駅」では無用だが、漁港の場合、私は港内に入る時に電話で、更に上陸してからは係留場所の再確認、改めての了解取り付けのために漁協事務所にあいさつすることにしている。同時に水、トイレの利用情報も…

クルーザーボート(ポーナム35)の泊地情報(瀬戸内海・トカラ列島・奄美大島)/入港経路(2022)

2022年にクルーザーボート(ポーナム35)で訪れた泊地情報/入港経路の情報をGoogle Mapにまとめてみました。 2021年の泊地情報/入港経路情報は下記からどうぞ↓↓↓ cruisingzanmai.hatenablog.com 2020年の泊地情報/入港経路情報は下記からどうぞ↓↓↓ cruisi…

トカラ列島と黒潮研究・ホンダワラ対策

このスクリーンショットは、気象庁のホームページ(海洋の情報、海流予想図)で、私がこれからクルーズするトカラ列島海域を流れる黒潮の様子(2022年4月22日)である。 黒潮研究を思いたったのは、岩城島の桟橋で出会ったシングルハンダーヨット(33f)マン…

大三島(井ノ口港)、伯方島(有津港)それぞれ初めて入港

本日は朝から雨、しとしと雨だがそれでも海面に雨あとが残る、それほどのベタ凪が終日続いている。上記航跡写真のS印が今朝の出港地「岩城島」(海の駅)、途中立ち寄ったところが大三島井ノ口港(海の駅、連絡先は今治市上浦支所)、G印が伯方島有津港(海…

「奄美島クルーズ」出航まで、あと1ヶ月を切る。チェックを兼ねて岩城島へ

毎年恒例の長期クルーズ、2022年は約50日をかけて「奄美大島」往復を計画している。ハード面の備えとして、予備タンクの増設、キャビン入り口の網戸取り付け、そしてアフトデッキ天幕のロール対応を新規に行なっている。テンダーと船外機の固定システムは昨…

▪️船キャビン虫除けネットの新設

2022年の「奄美大島クルーズ」出航もあと1ヶ月後となってきた。今回は「ハウステンボス」で1週間、「奄美大島」で2週間を船中ステイで過ごす事になる。私の艇「PONAM-35」は完全空調で窓は開かない。艇内で開くのはバウのオーナーズキャビンのハッチ(網戸有…

予備燃料タンクの新設

毎年恒例の長期クルーズ、2022年は「奄美大島」を計画している。ここで問題になるのは燃料補給、何しろ「屋久島(宮浦港)」から「奄美大島(名瀬港)」間は170マイルあって途中のトカラ列島の各島に本土のような給油ポイントはない。 PONAM-35の搭載可能最…

2022年2月、冬ショートクルーズ(2回目)「伯方島」3日目

今日の予報は西5mの追い風、かつ干潮→満潮なので追い潮での寄港になる。おおよそ40マイル、所要時間1時間30分と踏んだが、実際その通りとなった。途中、私と入れ違いに「伯方島」に向かう僚艇2隻を発見、それぞれに挨拶をしたので航跡が二ヶ所でよじれてい…

2022年2月、冬ショートクルーズ(2回目)「伯方島」2日目

今日の目的地となる「伯方島」北浦港は昨年の秋クルーズ(10月10日)に初めて行ったところだ。その時のブログを最初にリンクしておきます。 cruisingzanmai.hatenablog.com 今回は「新居浜マリーナ」から「伯方島」に向かう。同マリーナに引っ越しするにあた…

2022年2月、冬ショートクルーズ(2回目)「新居浜」2泊3日

2022年4月より、ホームポートを「新居浜マリーナ」に変更するにあたって指定された係留場所(桟橋長10m)に実際に艇を着けてみることにした。写真で解るようにこのマリーナでは櫛形桟橋の角が強度確保のため三角材を入れているので、利用できる桟橋長が8.5m…

瀬戸内海でのマリーナ諸事情(ホームポート変更)

今回のブログは「雑感」である。以前のホームポートは「佐島マリーナ」(神奈川県)であった。「佐島マリーナ」では、艇庫内保管であったこと、併設のホテル施設が使えることもあって、海上、陸上いずれにおいても快適であった。もちろん保管料は、関東湘南…

2022年1月、「岩城島」2日目

Windyの予報どおり夜に入って風は北東に変わり、明け方には無風状態になった。いつもの様に船中泊を楽しんだ。沖合を走る漁船、本船のわずかな引き波に艇が揺れる時、「あ、そうだ。私は艇の中で寝ているんだ」を確認する実存感。冬はこれにフロントガラスの…

2022年1月、初クルーズは去年と同じ「岩城島」1泊2日

2022年入ってもコロナ禍は止まらず、急拡大中のオミクロン感染拡大が我が香川県にもおよび、この1月21日に「蔓延防止」が発令された。今日現在、瀬戸内海に面する全ての県で「蔓延防止」措置が講じられているが、前回のデルタ株の時と違い重症化のリスクが低…